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【GLORY】ペレイラが宿敵を一撃KO、2度目の防衛果たす

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2018/07/21(土)UP

マーク・ハントを彷彿させる剛腕とルックスのタファ(右)が、豪快TKO勝利で連敗脱出

▼ヘビー級 3分3R
○ジュニア・タファ(21=オーストラリア/GLORY世界ヘビー級9位)
TKO 1R 2分27秒
●アンソニー・マクドナルド(33=アメリカ/GLORY世界ヘビー級12位)

 タファはGLORYヘビー級期待の新星で、かつて『K-1 WORLD GP』の世界トーナメントを制覇したマーク・ハントを彷彿させる剛腕とルックスの持ち主だ。昨年10月のGLORYデビュー戦は1R・TKO勝ちで飾ったが、以降は2連敗を喫しており、今回は連敗脱出を目指す。

 対するマクドナルドはアメリカの老舗MMA(総合格闘技)団体『King of the Cage』(通称KOTC)で活躍する総合格闘家。2016年9月にGLORYデビュー戦でTKO負けを喫し、今回はそれ以来となる2度目の参戦だ。

 1R、前進してくるタファに対し、マクドナルドが左ミドルを蹴って着地と同時に左ジャブ。構わず前進を続けるタファは振りかぶっての右フックを豪快に浴びせ、マクドナルドを一瞬よろめかせる。

 これで面食らった様子のマクドナルドは左ジャブを返すが、これにタファが強烈な左フックのカウンターをヒットさせてダウンを奪う。なんとか立ち上がるも、かなりダメージがある様子のマクドナルドは、タファの右フックで2度目のダウン。

 最後はタファが右フック、右アッパー、右ボディを連続で叩き込むと、マクドナルドは心が折れたか、自ら座り込んでしまった。タファが持ち前の剛腕で3度のダウンを奪い、実力差を見せつけてのTKO勝ちを収めた。


飛び上がっての右ミドルをヒットさせるピント(右)

▼フェザー級 3分3
○ヴィクター・ピント(24=フランス/GLORY世界フェザー級7位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ネイト・リチャードソン(27=アメリカ)

 ピントはタイ在住のフランス人ムエタイ戦士。昨年1月のGLORYデビュー戦から勝ち負けを交互に繰り返しながら、2勝3敗の戦績を収めている。対するリチャードソンも昨年8月にGLORYデビューを果たし、現在までの戦績は1勝1敗だ。

 試合はピントが蹴り、リチャードソンがパンチで、互いの持ち味を発揮しながら一進一退の攻防を繰り広げた。

 1Rはピントが間合いを取りながら飛び上がっての左右ミドルを巧みにヒットさせるが、2Rに入るとリチャードソンも左ジャブから右ストレートや右フックにつなげるパンチのコンビネーションで対抗。

 3Rにはしぶとく間合いを潰し続けて渾身の左フックをヒットさせたリチャードソンに対し、ピントは下がりながらも狙いすました右ミドルを返し続けた。接戦の行方は判定に委ねられ、2-1のスプリットでピントに軍配が上がった。


▼ライト級 3分3R
○イタイ・ガーション(イスラエル/GLORY世界ライト級7位)
KO 2R 36秒
●トレバー・レーガン(アメリカ)

▼フェザー級 3分3R
○エイサー・テン・パウ(アメリカ)
TKO 1R 2分59秒
●ジャスティン・グレスカウィッツ(アメリカ)

▼ミドル級 3分3R
○ジェイコブ・ロドリゲス(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ジョー・テイラー(アメリカ)

▼ISKA North Americanライト級タイトルマッチ 3分3R
○ジョナサン・ディ・ベラ(カナダ)
判定3-0 ※29-26、30-25、30-25
●アマッド・イブラヒム(パレスチナ)

▼ISKA USAスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R
○ザルーク・アダシェフ(アメリカ)
TKO 1R 2分34秒
●ジェフリー・テン(アメリカ)

▼155ポンド契約 3分3R
○ブランドン・カッティーノ(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-24
●ジョン・モアハウス(アメリカ)

▼140ポンド契約 3分3R
○ジェニー・ネデル(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●チャヴェラ・リー(スリナム)

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