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【GLORY】ペレイラが宿敵を一撃KO、2度目の防衛果たす

2018/07/21(土)UP

ペレイラ(奥)の右フックを被弾して崩れ落ちるベルガロウ二(手前)

Glory Sports International
「GLORY 55」
2018年7月20日(金・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州マンハッタン Huluシアター
Photo by James Law, Glory Sports International

▼メインイベント ミドル級タイトルマッチ 3分5R
○アレックス・ペレイラ(31=ブラジル/GLORY世界ミドル級王者)
KO 1R 2分29秒
●ユースリー・ベルガロウ二(26=チュニジア/GLORY世界ミドル級1位/挑戦者)
※ペレイラが2度目の王座防衛に成功。

 ペレイラは昨年10月の『GLORY 46』で、当時のGLORY世界ミドル級王者サイモン・マルクスを判定で破り、新王者に輝いた。同年12月の『GLORY 49』ではベルガロウニの挑戦を3R・TKOで退け、初防衛に成功している。

 その試合は両者にとって2度目の対戦であったが、昨年4月の『GLORY 40』で行われた初対決では、ベルガロウニがペレイラを判定で下しており、対戦成績は1勝1敗の五分。今回が3度目の再戦にして王座を懸けた決着戦となった。

 1R、開始と同時に間合いを詰めたペレイラは、ベルガロウ二がコーナーまで下がると、左ミドル、右ロー、右ボディストレートを打ち込む。先制を許したベルガロウ二はすぐにリング内をサークリングし始め、ペレイラのプレッシャーをかわそうとする。

 なおもベルガロウニを追い掛けながら左ジャブを伸ばすペレイラ。ロープ際まで追い込まれたベルガロウ二も鋭い右ストレートを返し、これが顔面をかすめたペレイラはいったん距離を取る。

 すると、再びパンチの距離まで両者が接近したところで、右フックを振るおうとしたベルガロウ二に対し、ペレイラのカウンターの右フックが完璧なタイミングで炸裂。側頭部を打ち抜かれたベルガロウ二はマットに大の字となり、そのまま起き上がることはなかった。

 ペレイラが宿敵との決着戦で圧巻のKO劇を演じ、2度目の王座防衛に成功。試合後、マイクを向けられたペレイラは「自分がKOできることは分かっていた。これで決着はついたと思う」と語った。


ペッパノムルン(右)が荒々しくも随所にテクニックを見せる戦いぶりで、暫定王座を獲得した

▼セミファイナル フェザー級暫定王座決定戦 3分5R
○ペッパノムルン・ゲッムーガオ(23=タイ/GLORY世界フェザー級1位)
判定2-1 ※46-47、47-46、48-45
●ケビン・ヴァン・ノーストランド(31=アメリカ/元GLORY世界フェザー級暫定王者/同級3位)
※ペッパノムルンが暫定王座に就く。

 今大会では当初、GLORY世界フェザー級王者ロビン・ファン・ロスマレン(28=オランダ)が、ペッパノムルンを挑戦者に迎え、3度目の王座防衛戦に臨む予定であった。しかし、ロスマレンが肩の負傷で欠場したため、ペッパノムルンとノーストランドが暫定王座を争うことになった。

 ペッパノムルンはムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムでタイトルマッチを経験した実力者。昨年5月にロスマレンの王座に一度挑戦して判定で敗れたが、以降はGLORYのリングで3連勝中と好調だ。直近の2試合ではザカリア・ゾウガリーとアブデラ・エズビリをいずれも左ハイでKOしている。

 対するノーストランドは昨年7月にGLORYのフェザー級コンテンダー・トーナメントを制すと、同年12月にはアンヴァー・ボイナザロフにKO勝ちを収め、GLORY世界フェザー級暫定王座に就いた。しかし、今年3月に行われた王座統一戦でロスマレンに判定負けし、今回が再起戦となる。

 1R、ノーストランドが右ローを空振りさせると、直後にペッパノムルンが電光石火の左ロー。軸足を蹴られたノーストランドは一瞬体が宙を舞って転倒する。華麗なテクニックで先制したペッパノムルンはなおも強烈な左ローと左ミドルを蹴り、ノーストランドが間合いを潰してパンチの打ち合いを仕掛けると、これにもしっかりと応じた。

 2R、ペッパノムルンの左ローにカウンターの右フックや右アッパーを振るうノーストランド。ペッパノムルンはすかさずクリンチでノーストランドの連打を潰し、離れ際を左ハイやヒザ蹴りで狙う。終了間際には荒々しいクリンチ合戦を繰り広げた両者が、勢い余ってロープを飛び越え落下してしまう場面も。

 3R、ペッパノムルンは左ローから右フックにつなげるコンビネーションで勢いづくが、ノーストランドの下腹部を蹴ってしまい減点を受ける。ノーストランドは守勢に回りながらも、終了間際には左ローを放ったペッパノムルンに右スーパーマンパンチを見事に合わせて吹っ飛ばした。

 4R、ノーストランドがノーモーションで繰り出す右ジャブに手を焼くペッパノムルン。クリンチを多用してノーストランドのパンチを潰すペッパノムルンだが、レフェリーのブレイクが入った後にヒザ蹴りを放ってしまい、2度目の減点を受ける。それでも、ペッパノムルンは怒濤の左ロー連打でノーストランドを転倒させるなど譲らない。

 5R、ペッパノムルンはクリンチからの荒々しいヒザ蹴り連打でしつこく削り、これにはノーストランドが何度も顔をしかめて苦しそうな表情を見せる。意地を見せたいノーストランドも消耗が激しくなる中、最後までパンチを振るって向かい続けた。

 2度の減点を受けながらも優勢を保ったペッパノムルンが、判定2-1のスプリットで勝利して暫定王座を獲得。試合後にマイクを向けられると、ペッパノムルンは「ロビンとの王座統一戦につなげることができたので嬉しい」と笑顔を浮べた。

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