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【ムエタイ】COMACHIら出場の日本vsタイの対抗戦、日本は負け越し「1から練習し直す」

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2018/07/29(日)UP

多彩な蹴りで現地選手を攻めるCOMACHI

 7月29日(日・現地時間)タイ・エクシンディコンジムにてWPMF日本ピン級王者COMACHI(江口こまち/20=MSJキックボクシングジム)をはじめ9名が、『日タイ交流対抗戦』(エクシンディコンジム・タイ本部主催)に参戦した。

 この対抗戦は日本のムエタイレベルを上げるために、各ジムから選手が参加してタイ人選手との試合を経験するもの。毎年行われており今回が5回目となる。
 相手はタイの大手ジムであるエクシンディコンジムの選抜選手。日本の選手たちと9対9の対抗戦形式で試合が行われた。

 日本の主力選手であるCOMACHIはタイでのムエタイには初参戦。ジャンジラ・パーサムブルン(タイ)と46kg契約で対戦した。

 1R、COMACHIは多彩な蹴りでジャンジラを圧倒するも、2R目から首相撲の流れに持ち込まれペースを奪われてゆく。
 試合中盤からパンチ、ミドル、ロー、バックブローを放つなどあらゆる技で応戦。最終Rには逆転をかけてラッシュをまとめたが、形勢を覆すまでにはいたらず判定で敗北した。

 試合後、COMACHIは自身のSNSで「1から練習し直して今までの自分とは変わった姿でリングに戻ります」と、出直し宣言。本場での敗北から得たものは多かったようだ。

ローキックを連射するCOMACHIの妹分・新貝

 また、COMACHIと同ジムで妹分の新貝憂菜はノンレック・パーソムブン(タイ)と40kg契約で対戦。
 新貝はローを中心に崩しにかかるも、ヒジ打ちを食らい額が大きく腫れてしまう。新貝はそれでも怯むことなくローキックを連射。結果は判定負けながらも、日本女子の意地を見せた。

 また、ジュニア試合では二人と同門の西園晟が、ミドル・ハイキックからの怒涛のパンチコンビネーションで1回TKOの早業を見せるなどした。

 対抗戦の結果は日本が5敗4勝と負け越したが、今大会でプロモーターの目に留まった押川大也・渡邊慎一・石井寿来の3選手が8月12日(日)バンコク市内で開催される大会に出場することが決定した。その他の試合結果は以下のとおり。

記事・写真提供:早田寛 HIROSHI SOUDA

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