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【クンルンファイト】大和侑也がTKO勝ち、T-98は僅差で敗れる

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2018/08/07(火)UP

ローでダメージを与えてパンチにもつなぐ大和(右)

「KUNLUN Fight 75」
2018年8月5日(日・現地時間)中国・海南島Mangrove Tree Resort World

▼第1試合 スーパーファイト 67kg契約 3分3R
〇大和侑也(大和ジム/元WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者)
TKO 3R 1分25秒
●ルー・ジイェン・ヴォ(中国)

 大和は昨年の67kgトーナメントでタイの強豪ペッタノン・バンチャメークに判定負けしてから2度目のクンルン参戦。対するは、前回大会でWMC日本ウェルター級王者・栄基からパンチで3度ダウンを奪い、TKO勝ちしたルー。

 お互いがパンチを敬遠してか、蹴りで距離を見る両者。ルーがパンチのコンビネーションを出すが、全てよける大和。1R中盤より、パンチをよけながら右で相手の奥足にローを蹴り始める大和。ルーのパンチに対し、自分の蹴りの距離を保ちつつ、右から左のロー、時折高いミドルで応戦。

 2Rもいきなり左右のローを当てる大和。ルーはボディーや右のフックを狙うが、なかなか当たらず。ルーがパンチからのローで応戦するも、中盤からかなり奥足のダメージが効いている様子を見せる。その後コーナーに詰めてパンチで攻撃する大和。

 3R 前にプレッシャーをかける大和。ルーは足のダメージにより、踏ん張りが効かない様子だが、パンチで攻撃を返す。大和がロープ際に追い詰め、ローで最初のダウンを奪うと、痛そうにしながらも立ちあがるが、8秒後に再度ローでダウン。またも立ち上がるが、3度目のダウンでレフェリーがストップ。大和がTKO勝ちを収めた。


得意のローで攻めるT-98(左)だが、僅差の判定で敗れてしまった

▼第5試合 70kgトーナメント・リザーブファイト 3分3R
〇コン・リン・フェン(中国)
延長R 判定3-2 ※10-9、10-9、10-9、9-10、9-10
●T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺/元ラジャダムナン認定スーパーウェルター級王者)

 T-98の相手は過去に2度戦っているコン。2017年7月の初対戦ではT-98がTKO勝ち、2018年2月の再戦ではコンが判定3-1で勝利を収めている。

 1R開始早々、前蹴りで突き放すT-98。お互いジャブからローで様子を見る。前へ前へプレッシャーをかけるT-98に対し、下がりながらもサウスポーからのパンチや蹴りを出すコン。T-98がボディを打つと、コンはヒザ蹴りを返す。

 2Rも前にプレッシャーをかけるT-98に対し、コンは速いパンチのコンビネーションを繰り出す。下がりながらも、コンは上から下への攻撃を止めない。

 3Rに入るとコンは少し疲れたのか、攻撃の数が減ったのに対し、T-98は前に出続けてパンチのコンビネーションでボディを攻めていく。終盤には飛びヒザ蹴りからのパンチのコンビネーションも。

 本戦の判定は4人が29-29、1人が30-30のドロー。勝負ははマストの延長戦にもつれ込み、お互いパンチからの蹴りで攻撃を続ける両者。結果は2人がT-98、3人がコンを支持し、コンが僅差で勝利した。

 なお、70kgトーナメントはベスト16の試合が7試合行われ、ベスト8に勝ち残ったのは以下の7選手となった。

Marouan Toutouh (モロッコ)
Vlad Tuinov (ロシア)
Jonay Risc (スペイン)
ダビッド・キリア (ジョージア)
Nordin Ben Moh (モロッコ)
Dzianis Zuev (モロッコ)
フォン・シン・リー (中国)

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