【ムエタイスーパーファイト】鈴木真治が大健闘もポンシリーが現役ランカーの力見せつける
▼第6試合 47.5kg契約 3分5R ランキング査定試合
〇ペットデー・サクヴィチェン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級10位)
判定3-0 ※50-49、49-48、49-48
●奥脇竜哉(はまっこムエタイジム/WMC世界ピン級王者)
※この試合の速報動画(3Rからノーカット)はこちら
奥脇は中学校を卒業した後はタイと日本を行き来し、現在はラジャダムナンスタジアムを主戦場に連戦連勝を重ね、好調ぶりを見せている。タイでの試合をWMC本部が評価したことで、4月の『BOM』でWMC世界ピン級王座決定戦を争い、勝利しての世界王座を手にした。
対するペットデーはラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級10位の現役ランカー。戦績は43勝15敗。この試合はラジャダムナンスタジアムのランキング査定試合として行われ、奥脇が勝利すればランキング入りする可能性があった。
1R、奥脇が右ロー、右ストレートをヒットさせて足払いでコカすとペットデーも右ストレートを当ててコカし返す。奥脇は左フックもヒットさせる。まずは奥脇が先手を取った形となった。
2R、ミドルの蹴り合いでも負けていない奥脇はパンチを当てていく。ムキになるペットデーもパンチを多く出し、両者アグレッシブに攻め始める。ペットデーの崩し技に転倒させられる奥脇。ペットデーは首相撲に持ち込むとヒザを突き刺す。
3R、ペットデーの右ヒジで奥脇は額から流血。左ミドルを多くもらってしまう奥脇はローを返してパンチを当てていくが、組まれるとヒザ蹴りで劣勢に。ペットデーは右ストレートもヒットさせる。
4Rはペットデーが徹底した首相撲勝負に持ち込む。ヒザを多くもらう奥脇は、組まれ際に右ハイをヒットさせるも組み付かれてねじ伏せられる。
5R、奥脇は逆転を狙って左右ボディブローと右ストレートで倒しに行くが、ペットデーは左ミドルで応戦。首相撲になるとペットデーが力の差を見せ付ける。最後まで倒しに行った奥脇だが、逆転ならずペットデーの勝利となった。
※この試合の速報動画(3Rからノーカット)はこちら
▼第7試合 58kg契約 3分3R
〇ガウテム・ルークプラバーツ(タイ/元ルンピニースタジアム認定バンタム級王者、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●MOMOTARO(27=OGUNI-GYM/WBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者)
ガウテムは今年の初めまで王者だったテクニシャンタイプ。2017年11月に来日し、元WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者・波賀宙也と打ち合いも繰り広げて判定勝ちしている。
MOMOTAROは昨年3月のタイ・ランシットスタジアムでの一戦までは14連勝。サウスポーから伸びやかに放つ蹴り技が持ち味だ。RISEルールでは昨年11月と今年6月に黒星を喫しているが、本来のヒジ・首相撲ありのムエタイルールで大物食いを目指した。
1R、MOMOTAROがスピーディーな動きからハイキック、飛びヒザ蹴り、パンチの連打と多彩な攻撃を見せる。ガウテムは強いローを蹴るが、手数は少なめ。
2Rになるとガウテムは相打ち覚悟のフックで攻め込み、首相撲に持ち込んでヒザを蹴る。MOMOTAROの蹴りはしっかりブロックし、左ミドルを蹴る。前に出るガウテムの勢いにやや押され気味のMOMOTARO。
3Rも前に出るガウテムにMOMOTAROはパンチを当てていくが、左ミドルを何度ももらい、首相撲になるとヒザを蹴られる。MOMOTAROがパワーに押される形となり、ガウテムが勝利を収めた。
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