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【ムエタイ】吉成名高が日本人初のIBFムエタイ世界王者に

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2018/09/30(日)UP

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「IBFムエタイ世界ミニフライ級タイトルマッチ」
2018年9月26日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム

▼IBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦 3分5R
○名高・エイワスポーツジム(18=エイワスポーツジム)
KO 1R ※左ボディストレート
●ローマ・ウッドンムアン(タイ)
※名高が新王座に就く。

日本人初のIBFが認定するムエタイ世界王座に就いた名高

 9月26日(水・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアムにて、IBFムエタイ世界ミニフライ級タイトルマッチに名高・エイワスポーツジム(18=エイワスポーツジム)が挑んだ。

 名高はこれまでにWMC世界チャンピオン、WBCムエタイ世界チャンピオンになっており、今回のIBFムエタイで自身3本目の世界王座獲りに挑む。IBFムエタイとは、WBCに続いて昨年12月にプロボクシングの世界王座認定団体IBF(国際ボクシング連盟)が創設したムエタイ世界王座である。

 対戦相手はローマ・ウッドンムアン。サウスポースタイルの選手である。

 1R、お互いローキックで牽制し合う。最初に仕掛けたのはローマ、力強い左ハイキックを狙うが名高はしっかりとガードを固める。そのすぐ後に名高は左ボディストレートをローマのレバーにヒットさせると明らかに嫌な顔をした。

 名高は一気に畳み掛けようと右ボディアッパーを2発ヒットさせる。ローマも左の蹴りで応戦するが、名高はその蹴りをキャッチして左ボディストレートを放つ。これがフィニッシュブローとなった。

 日本人初のIBFムエタイ世界王者となった名高は、「練習通りの左ボディストレートが打てました。いよいよラジャダムナンスタジアムのベルトが見えてきました。これからも一生懸命練習しますので応戦を宜しくお願い致します」と、次は歴史あるムエタイ世界最高峰のラジャダムナン王座を目指すと語った。

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