【ボクシング】拳四朗がメリンドに圧勝、7回TKO勝利
10月7日(日)神奈川・横浜アリーナでプロボクシング『WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ』が行われ、王者・拳四朗(26=BMBジム)が挑戦者のミラン・メリンド(30=フィリピン/同級5位)を7R 2分47秒、TKOで破り、4度目の防衛に成功した。
メリンドは昨年5月に八重樫東(大橋)から初回KOでIBF世界ライトフライ級王座を奪取し、同年大晦日にWBA世界ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)とタイトルマッチを行い僅差の判定で敗れているが、拳四朗がそのメリンドにどのような試合をするかで拳四朗の強さの評価が試される場でもあった。
しかし、内容は圧勝だった。1R、拳四朗の左ジャブとメリンドの左ボディの探り合いだったが、2R、積極的に前に出るメリンドだが拳四朗はクリーンヒットを許さない。
3Rになると、拳四朗のジャブ、そして右がメリンドの顔を捉え始め、4Rにはメリンドの左をもらう場面もあったが、終盤にはパンチの連打でメリンドをコーナーに追い詰める。
5Rからは、拳四朗の独断場、ジャブから右ストレート、ジャブからボディでメリンドを追い詰める。
6Rには拳四朗のパンチでメリンドは左目の上をカット。
7Rも防戦一方のメリンドは左目のカットと流血が大きくなり、審判が試合をストップ。拳四朗が3試合連続KO勝利で飾り、4度目の防衛に成功した。
拳四朗はリング上でのインタビューで「距離感をよく保った。相手はタフで、プレッシャーも強く、やっぱり自分のジャブを信じてそれを突き通したのが良かった。WBSS呼んでもらえたら参加するのでよろしくお願いします。これから防衛重ねて具志堅さんの防衛を抜いてすごい大物になりたいのでよろしくお願いします」と応えた。
父である寺地会長は「内容的には圧勝だった。まだまだ精進して、5回10回と防衛を積んで長期政権を維持したい」と長期目標を語った。
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