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【グラチャン】間宮晃仁、地元北海道で新鋭を退ける

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2018/12/11(火)UP

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GRACHAN北海道実行委員会/D-SPIRAL北海道
「GRACHAN37.5×D-SPIRAL22」
2018年12月9日(日)北海道ススキノ・マルスジム

15歳の西川(右)と激しい打ち合いを見せた間宮(左)

▼第13試合 メインイベント GRACHANライト級 5分2R
〇間宮晃仁(36=マルスジム)
判定3-0
●西川大和(16=PFC)

 GRACHAN期待の新鋭ファイター、16歳の西川が地元・北海道大会に初参戦。西川は小さい頃からMMA(総合格闘技)の世界チャンピオンになることを目標に、父と二人三脚で練習を積み、10kgの重りをつけて小学校に通ったり、裸足での生活をしていたことが、人気テレビ番組「探偵ナイトスクープ」で紹介され話題を呼んだ。

 元リングスの山本喧一が主催する大会「PFC」のライト級アマチュアタイトルを獲得し、その後は韓国のMMAイベント『TOP FC』を主戦場に活躍。プロ3戦目となったGRACHAN初戦では元パンクラスランカーの長岡弘樹と対戦、圧倒していたが反則行為となるヒジを落としてしまったことで引き分けに終わった。

 対する間宮は2015年全日本アマ修斗選手権ミドル級準優勝の実績を持つ。アマチュア戦績は25勝3敗で25勝のうち19勝がKOか関節・絞め技による一本勝ち。プロ修斗では2勝(1KO)1敗の戦績を収め、現在はGRACHANを主戦場にしている。

 1R、お互いにローを出し合って様子を探る展開の中、間宮が組み付いてテイクダウンに成功。上からパウンドを落としていくのに対し、西川はしっかりディフェンスしながら下からヒジを返していく。

 2R、西川は左右ロー、バックブロー。体格で上回っている間宮に対して一切臆することなく打ち合いにも応じる。しかし、差し合いになると間宮がテイクダウンし再びパウンド。

 足で突き離して立ち上がる西川はロー、左ハイを見せるがなかなか攻め込めない。最後にテイクダウンに成功しマウントポジションを奪ったが時間切れ。主導権を握り優勢を印象付けた間宮が判定勝ちした。


飯田(左)が後半盛り返してマックス(右)に勝利

▼第12試合 セミファイナル GRACHANライト級 5分2R
〇飯田健夫(マルスジム)
判定3-0
●マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BREVE)

 1Rから打ち合いの中で飯田がテイクダウンを交ぜて攻めるも、マックスが上のポジションになりパウンド。スタンドでもマックスのヒジで飯田が額をカット。

 劣勢の飯田だったが、2Rになると右ロー、右ミドル、組んでのヒザを効かせるとマックスは失速。足の止まったマックスをテイクダウンし、飯田がパウンドで追い込む場面を作って判定勝ちした。

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