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【ONE】秋元皓貴が3度のダウンを奪い6年ぶり復帰戦に勝利

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2019/01/25(金)UP

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左の強打を見舞う鈴木(右)。ONEで2連勝を飾った

▼第2試合 SUPER SERIES ムエタイルール バンタム級 3分3R
●モハマド・ビン・マフムード(22=マレーシア)
TKO 3R 2分53秒 ※レフェリーストップ
〇鈴木博昭(34=BELLWOOD FIGHT TEAM)

 鈴木は“怪物くん”の異名でシュートボクシング(以下SB)のエースとして活躍。2014年の「S-cup 65kg世界トーナメント」や、2015年の「SB世界スーパーライト級王座決定トーナメント」で優勝するなどの実績を残してきた。2018年8月にSBを離れ、11月にONE初参戦。デイヴィダス・ダニラからダウンを奪って勝利している。今回が2戦目。

 対するマフムードは昨年12月大会で初回KO勝ちを収めている。この試合はMMA(総合格闘技)用のオープンフィンガーグローブを着用してのムエタイルール戦となる。

 1R、サウスポーの鈴木は左ミドル&ローで先制。マフムードがジャンプしての右ハイキックを繰り出すと、鈴木も左ハイキックを軽くヒットさせた。その後も鈴木は左ハイキックを多用していく。マフムードは前に出てくる鈴木に右ストレート。終盤に鈴木が左右フックをヒット。

 2Rが始まると同時にマフムードが前へ出て組み付いてのヒジ&ヒザ。鈴木の左インローが強烈に決まるとマフムードは後退。追い込まれたマフムードは左右ストレートで反撃に出るが、鈴木は構わずローを蹴り続ける。

 3R、マフムードはパンチとヒジを放って来るが、鈴木は前へ出て左ハイキック。マフムードが一瞬棒立ちになる。マフムードは鈴木の蹴り足をキャッチして転倒させる場面が目立つ。しかし、鈴木が左右の連打から右アッパーをさく裂。ヒザ蹴りからパンチの連打、そして左ストレートがクリーンヒットするとレフェリーがストップ。鈴木がTKO勝ちでONEでの連勝を飾った。


非常に珍しい形でのヒザ十字固めを仕掛けたモラエス

▼第11試合 ONE世界フライ級タイトルマッチ 5分5R
●ジェヘ・ユスターキオ(29=フィリピン)
判定3-0
〇アドリアーノ・モラエス(30=ブラジル)
※モラエスが新王座に就く。ユスターキオは初防衛に失敗。

 両者は2018年6月に対戦し、当時王者だったモラエスからユスターキオが判定勝ちでタイトルを奪っている。しかし、判定結果は物議を醸したため今回の初防衛戦は真価が問われるところだ。

 1R、ローの蹴り合いの中、ユスターキオは前に出るモラエスにワンツーを狙う。先に攻めるモラエスにユスターキオがカウンターを狙う展開に。

 2R序盤、モラエスがパンチからのタックルでテイクダウン。起き上がるユスターキオの背中に飛び乗るモラエス。腕十字を仕掛けていくが、ユスターキオがバックを奪う。場内は大歓声。向き合うことに成功したモラエスが上を奪い、さらにユスターキオが奪い返すとポジション争いのスリリングな攻防に。最終的にはモラエスが上をキープした。

 3R、パンチの攻防が続く中、モラエスはタックルを仕掛けていくがテイクダウンは奪えない。1Rと同じような打撃で様子を見る展開となった。

 4Rもパンチの攻防が続く中、モラエスがタックルからバックを奪う。背後から頭越しにユスターキオの足を取って伸ばし、ヒザ十字の体勢となり、ユスターキオの足が逆側に反り返る。その状態がしばらく続き、耐えたユスターキオだったが、立ち上がると足を引きずる。

 5R、モラエスはユスターキオの痛めた左足をローで狙い撃ち。それでも右ストレートをヒットさせてモラエスをグラつかせる。しかし、モラエスがタックルでまたもテイクダウンに成功。すぐに立ち上がるユスターキオはパンチで反撃するが、モラエスがタックルを決める。上からヒジを落とし、上をキープして試合を終えた。

 判定は3-0でモラエスが王座奪回に成功。通算3度目の戴冠となった。

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