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【ONE】DEEP王者・和田竜光が52秒で一本勝ち、グランプリ参戦に名乗り

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2018/11/18(日)UP

DEEP王者・和田竜光が背後からのチョークで秒殺一本勝ち

ONE Championship
「ONE: WARRIOR’S DREAM」
2018年11月17日(土・現地時間)インドネシア・ジャカルタ イストラ・スタジアム
Photo by ONE

▼MMA フライ級(-61.2kg) 5分3R
○和田竜光(30=フリー/DEEPフライ級王者)
一本 1R 52秒 ※リアネイキドチョーク
●エウゲネ・トケーロ(37=フィリピン)

 和田は2013年8月に元谷友貴、16年6月に柴田MONKY有哉を破り、DEEPフライ級(-56.7kg)王座を2度獲得。国内軽量級でトップクラスの実力を誇る。柔道出身ながら打撃を得意としており、特に相手のふくらはぎを蹴る独特なローは破壊力抜群だ。戦績は19勝9敗2分1ノーコンテスト。今年7月の『ONE Championship』(略称ONE)初戦を僅差の判定負けで落とし、今回が再起戦となる。

 対戦相手のトケーロはバックボーンのムエタイでは92勝11敗の戦績を収め、フィリピンの国内王者に就いたこともあるストライカー。グアムとフィリピンを拠点にUFCファイターも多く輩出してきた『PXC』では4戦全勝の成績を残したが、ONEでは3勝6敗と黒星が先行している。

 1R、和田が早々に右ローを効かせて、トケーロの体が傾いたところで左フックも叩き込む。焦ったトケーロは左フックを返すも大きく空振り。トケーロが勢い余って背中を見せたのを逃さず、和田は組み付いて背後からチョークに捕らえる。これがしっかりと極まり、トケーロはなすすべ無くタップした。

 秒殺一本勝ちでONE初白星を挙げた和田は、「今日は良いかたちで勝てたと思います。グランプリ(GP)があると思うんですが、ここにフライ級の強い日本人がいます。チャトリさん、僕も混ぜて下さい」と、チャトリ・シットヨートンONE会長に向けて、来年に開催が決まったフライ級GPへの参戦をアピールした。


元GRACHAN王者・鈴木隼人(上)も電光石火の一本勝ちで、王座挑戦を猛アピールした

▼MMA ストロー級(-56.7kg) 5分3R
○鈴木隼人(32=BRAVE/元GRACHANフライ級王者)
一本 1R 2分09秒 ※リアネイキドチョーク
●ポングシリ・ミートサティート(22=タイ)

 鈴木は2015年9月にGRACHANフライ級(-56.7kg)王座を獲得した実績を持ち、戦績は19勝1敗2分。ONEのストロー級でもトップ戦線に絡む活躍ぶりで、昨年8月のデビュー戦では現王者ジョシュア・パシオに一本勝ちを収めている。その3カ月後の2戦目で元王者アレックス・シウバに一本負けし、キャリア初黒星を付けられたが、以降も2戦連続で一本勝ちを飾るなど調子を落としていない。 

 対するポングシリも9勝1敗の好戦績を収め、7月の前戦でパシオに一本負けしたのが、キャリア初黒星だった。バックボーンのムエタイでは89戦72勝(49KO)17敗の戦績、元タイ北部王者の肩書きを持っている。

 1R、鈴木が開始早々に左フックのフェイントから得意の高速タックルを仕掛け、これをすかさずかわそうとしたポングシリの足首をキャッチ。鈴木は鉄槌を振り落とされても離さず食らい付き、ポングシリの軸足を払ってテイクダウンに成功する。

 鈴木に両足を束ねられて自由を奪われるポングシリ。鈴木はすかさずバックに回り込んでチョークを仕掛ける。懸命にアゴを引いてディフェンスを試みるポングシリに対し、鈴木は更に力を入れて首を絞め上げ、最後はタップアウトを呼び込んだ。

 電光石火の一本勝ちを飾った鈴木はケージによじ上って喜びを爆発させ、マイクを向けられると「3月の日本大会でパシオ選手とのタイトルマッチを戦わせて下さい。宜しくお願いします」と、日本でのタイトルマッチ実現を猛アピールした。

▶︎次ページ:元K-1 WORLD MAXのニキー・ホルツケンがONE初参戦

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