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【Krush】打たせずに打つ、技巧派・玖村将史が新王者に

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2019/02/16(土)UP

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里美(左)の左ストレートが延長ラウンドでクリーンヒットした

▼第7試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
●剣闘士“俊”(32=K-1ジム総本部チームペガサス)
延長R 判定0-3 ※三者とも9-10
〇里見柚己(21=K-1 GYM横浜infinity)
※本戦の判定は29-29、30-29(俊)、30-30

 里見は昨年11月のKrush10周年大会メインイベントで、山本真弘をKO。俊は10勝(4KO)12敗3分の戦績ながらも昨年11月の『KHAOS.7』で長崎秀哉を右フック一発で46秒、マットに沈めている。

 1R、サウスポーの里見は左ミドルをどんどん連発していき、俊の右腕を徹底的に蹴る。終盤になると里見は左ローと左ストレートに切り替える。

 2Rも里見は左ミドルを蹴りつつパンチを放っていく。俊も右ミドルを蹴り返してパンチを狙っていくが、里見の左ミドルをもらい続ける。俊はパンチとヒザ蹴りでボディを攻めていく。

 3R、前に出る俊がボディに膝を突き刺す。里見は三日月蹴りを返すが、俊のボディブローに後退。さらに右ローももらう。俊の右ミドルに苦しそうな里見だが、最後は左ストレートで反撃する。

 判定はドローとなり、延長戦へ突入。お互いにミドルを蹴り、パンチへつなげる。しかし、俊の右ボディで身体を丸める里見。左ストレートをクリーンヒットさせる里見だが、俊は下がらずパンチを放ち続ける。里見も打ち返して左ハイを放つ。クリーンヒットを奪った里見が粘る俊を振り切った。


強烈な左ヒザ蹴りを突き刺すRUI(右)

▼第6試合 初代Krushクルーザー級(90kg)王座決定トーナメント一回戦Bブロック 3分3R延長1R
●愛鷹 亮(力道場静岡/Bigbangヘビー級王者)
KO 3R 2分31秒 ※飛びヒザ蹴り
〇RUI(K-1ジム蒲田チームキングス/RISING ROOKIES CUP 2014ミドル級優勝)
※RUIが準決勝へ進出。

 愛鷹はビッグバンを主戦場にし、左右フックとローキックを得意としている。昨年11月の『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 初代ヘビー級王座決定トーナメント』にリザーブファイトで参戦し、KO勝ちを収めた。今年2月には同トーナメントに出場したK-Jeeを破ってタイトル初防衛に成功している。

 RUIは以前からクルーザー級で戦っていたが、K-1の初代王座決定トーナメントではリザーブファイトだった。11月のK-1ではMMA(総合格闘技)ファイターの加藤久輝にKO負けしている。

 1R、愛鷹は上体を左右に振って前へ出て行く。サウスポーのRUIはそこにヒザ蹴りとハイキック。上体を低くする愛鷹にRUIは左ヒザを突き上げる。RUIが距離を取って攻撃を上手く当てていった印象。

 2Rも接近してフックを打とうとする愛鷹をRUIはヒザ蹴りで迎え撃つ。しかし終盤、愛鷹の左ボディブローが強烈に決まり、RUIは下がる。

 3Rも距離を取るRUIとそれを追う愛鷹。RUIにロープを背負わせた愛鷹だが、RUIは飛びヒザ蹴りを発射。愛鷹は一瞬にして身体の力が抜けたかのように崩れ落ち、RUIが豪快KO勝ちで準決勝へ駒を進めた。

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