【ムエタイオープン】吉成名高が初回KO勝ち、次回ルンピニー王座挑戦へ
▼第9試合 貴・センチャイジム引退試合 バンタム級 3分3R
○貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定3-0 ※30-29 30-28 30-28
●デンナダオ・ムーピンガロイジャンボーイ(タイ)
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貴はNJKFフライ級王座、WMC世界スーパーフライ級王座など、これまで5本のベルトを獲得した5冠王。長い手足から繰り出すヒジとヒザ蹴りを得意とする。引退を表明してからの10月と11月の試合ではいずれも勝利したが決意は変わらず、今回引退試合を迎えることとなった。
1R、ローとミドルを蹴り合う中、貴は相手の蹴りをしっかりとスネでブロック。終盤には首相撲勝負となり、ヒザを蹴り合う。
2Rになると両者動きが激しくなり、貴は前蹴りで距離を取りつつパンチを放つ。デンナダオの強い右ローをもらってバランスを崩す貴だが、組み付くとヒザ蹴りを連打。
3R、さらに激しさを増す両者の動き。貴はヒジとヒザで攻め、長身を生かした首相撲で主導権を握る。デンナダオはパンチで反撃。終盤、貴はミドルキックをキャッチしての足払い、そして首相撲での崩しでデンナダオを転倒させて優勢を印象付けての判定勝ち。
引退試合を勝利で飾った貴は10カウントゴングを聞き、現役に別れを告げた。生涯戦績は42戦30勝10敗2分。
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▼第12試合 MuayThaiOpenライト級タイトルマッチ 3分5R
●翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
判定0-3 ※47-49、46-49、47-49
〇雅 駿介(PHOENIX)
1R、雅が序盤から積極的に右ストレートと右ミドルで攻めていく。コーナーに詰めてさらに強烈なローキックを容赦なく浴びせる。翔の手数は少ないが、相手の動きをよく見て慎重に蹴り返していく。
2R、一気に距離が近くなり接近戦に。1R同様に右の蹴り中心で攻める雅。距離を詰めてからの左ヒジをヒットさせていく翔。大きな差は見られない。
3R、距離を詰めて首相撲に持ち込みたい翔だが、リングを動き回る雅をなかなか捕まえられない。
4R、首相撲になかなか持ち込めない翔は、強引に距離を詰めてヒジやヒザを狙っていく。コーナーに詰まってしまう雅だが果敢にミドルを返す。雅の手数が目立ち、雅が主導権を握ったラウンドとなった。
5R、雅はうまくサークリングして、翔に組ませない。ラウンド終盤、前に出る翔に雅は右ミドルキック、ハイキックをヒットさせる。ヒット数と手数で大きく上回った雅が新チャンピオンとなった。
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