【NJKF】T-98がYETIを退治、9本目のベルトを巻く
▼第10試合 トリプルメインイベントI 57kg契約 3分3R
●高橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)
判定0-3 ※29-30、29-30、28-30
〇大田拓真(新興ムエタイジム/NJKFバンタム級1位)
高橋はKNOCK OUTでも活躍し、キック界を席巻する高橋三兄弟の次男。蹴り技を得意とし、2017年11月にはNJKFvsNKBの王者対決で当時のNJKFバンタム級王者・玖村修平からハイキックでダウンを奪って勝利している。
対する大田はジュニアキック時代から活躍し、プロデビュー後は仲山大雅、片島聡志、隼也ウィラサクレック、貴・センチャイジムらの強豪を撃破してきた期待の若手。
1Rが始まると同時に高橋が前へ出て顔面とボディにパンチを打ち分けていく。それを右ミドルで迎え撃つ大田。高橋が的確に当てながらパンチを多く出していくが、大田の右ハイキックが左目をかすめて目を気にする。
2R、高橋が圧倒的な手数とヒット数で攻勢に出るが、大田の強打をもらって大きく仰け反る場面も。さらに左ミドルを蹴られ、終盤には首相撲からのヒザ蹴りに捕まる高橋。
3Rもヒザ蹴りで優勢に立つ大田。高橋はどんどん前へ出て顔面とボディへパンチを当てていくが、大田も左ミドルを返す。打ち合いになる場面もあり、高橋が最後まで倒しに行く熱戦となったが、最後にもヒザを突き刺した大田が判定で金星を得た。
大田は「今回対抗戦ということで勝ったことを嬉しく思っています。高橋選手わざわざNJKFに参加していただいて本当にありがとうございます。勝てたのでよかったです」と、NJKFの看板を守ったことを喜んだ。
▼第9試合 56kg契約 3分3R
〇波賀宙也(立川KBA/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
TKO 2R 1分16秒 ※セコンドからのタオル投入
●ラット(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級3位)
2015年と2016年は連勝していた波賀だが、2017年から昨年1月にかけては一転して5連敗。小笠原瑛作・裕典兄弟や現ラジャダムナン王者、元タイ国BBTV王者など強豪相手とはいえ苦渋を舐めた。しかし昨年2月大会でNJKF王者・前田浩喜に判定勝ちし連敗を脱出すると、9月・12月にも勝利を収めて3連勝。再び波に乗る。
ラットは昨年8月に片島聡志から勝利を収めており、戦績は47勝22敗2分。前日計量で1.2kgオーバーし、規定時間内に体重を落とすことが出来ず減点1からのスタートとなった。
1R、パンチと右ミドルで前に出るラット。波賀は左ミドルで迎え撃つ。ラットが勢いよく前へ出て圧力をかけていく。
2Rが始まってすぐ右ヒジの連打でダウンを奪う波賀。立ち上がったラットは闘争心をむき出しにて前へ出ていくが、今度は波賀の左ヒジがクリーンヒットしてもんどりうってのダウン。ラット側のセコンドからタオルが投入され、波賀のTKO勝ちとなった。
波賀はマイクを持つと「4月もタイ人相手ですがしっかり勝って、日本人と組んでもらえるように頑張ります」と、他団体の大物日本人との対戦を再度アピールした。
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