【ムエタイ】44・ユウ、押川大也がラジャダムナンで激闘展開
「スックワンギントン」
2019年3月17日(日・現地時間)タイ・ラジャダムナンスタジアム
▼第3試合 124.5P契約 3分5R
〇ワンカン・パンユットプン(中国)
判定3-0 ※三者とも48-46
●シーシー・ウォーワンチャイ(44・ユウ・リバイバル/REVAIVAL-GYM/元MuayThaiOpenバンタム級王者)
前回のラジャダムナンでは思い切りのよいローキックを軸に勝利している44・ユウ。今回は中国人選手との対戦となった。 44・ユウは中学2年生で東京都足立区のREVAIVAL-GYMに入門。アマチュア試合で10連勝した後にプロデビューし、2017年7月にわずか7戦目でMuayThaiOpenバンタム級王座に就いた。
1R、44・ユウは作戦通り、離れた距離からローキックとミドルキックを多用。特にミドルキックが絶妙なタイミングでワンカンに食い込み、この距離を保てれば44・ユウの圧勝だろうと思われた。だが距離が詰まった一瞬に、ワンカンの右パンチを食らい、44・ユウは尻もちをつくようにダウンしてしまう。44・ユウはすぐに立ち上がり、カウント8で試合再開。これは効いてダウンしたものではなかったが、ワンカンはここから猛ラッシュで44・ユウに襲い掛かる。44・ユウは首相撲の間合いに持ち込み、ワンカンのパンチをしのぐ。
2R、ワンカンは44・ユウのスピードある蹴りをよけきれず腕や腹に多数食らう。初回でダウンして危なかった44・ユウだが、このラウンドでは試合の主導権を握ったかのように思われた。
3Rも44・ユウは距離を保ち蹴りを多発。だがワンカンはこのままの距離ではペースを奪われることを感じたのか、ラウンド中盤から距離を詰めフックの連打で44・ユウに襲い掛かる。44・ユウもこれに応戦。両者のパンチが相打ちの状態で交差。互いに倒す一発を備えているだけに、大打撃戦に場内も湧く。
だが先にパンチを当てたのはワンカンの方だった。44・ユウは右の強打を食らいダウンするも、すぐに立ち上がり試合再開。
4Rも互いの強打が交差し、この間に44・ユウはしっかりとミドルキックを当て、この4Rは状態を保ったか。ラウンド終了間際、44・ユウのボディー攻撃に対し、ワンカンは若干疲れた表情を見せた。
最終R、44・ユウはワンカンを倒しにパンチ、ローキックで前に出る。ワンカンの腹が効いていたのは確かだった。ワンカンは苦しい表情を見せながらも持ちこたえ、試合終了ゴングが鳴る。ジャッジはワンカンを勝者とした。採点は三者とも46‐48。
44・ユウは「動画で試合を振り返ると、会長が言うように自分の駄目なところがたくさん出ていた。今後は一つ一つを改善してREVIBAL(復活)を果たします。応援してくださった方々、本当にありがとうございました」とコメントした。
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