【ボクシング】辰吉寿以輝が1RでTKO勝利、父は辛口コメント
日本スーパーバンタム級21位の辰吉寿以輝(22=大阪帝拳)が5日、大阪市内のエディオンアリーナ大阪でプロ11戦目に臨んだ。対戦相手の松浦大地(ワタナベ)はA級昇格初戦で大物食いに意気込む。
試合は、辰吉のパンチの精度が際立った。開始からワンツーで先制に成功した松浦だったが、辰吉は冷静に松浦の動きを見極めると、一気に距離を詰め左フックを一閃。松浦がダウン。立ち上がった松浦だったが辰吉のラッシュになすすべなく2度のダウンを追加したところでレフェリーが試合を止め1R2分7秒TKO勝利を果たした。
試合後、辰吉は「冷静に試合ができたと思う。左も使えたので、よかった」と試合を振り返った。「親父も1ラウンドKOはないはず」と笑みを浮かべて「リング上で世界を獲るちテンション上がって言ってしまったが時期は言ってないので」と満面の笑みを見せた。「しっかり休んでまた頑張ります」と汗を拭った。
父で元WBC世界バンタム級王者の丈一郎氏は「タイトルとか今はそう言うことを言っている段階ではない。キャリアを積んでいかないと」と辛口コメント。「これからこれから」とさらなる成長を期待した。
辰吉は11戦全勝(8KO)、松浦は12戦6勝(2KO)4敗2分となった。
(取材:写真 植田洋介)
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