【UFC】デビュー戦の堀江圭功、ダウン奪うもハイキックでTKO負け
日本時間の7月28日(日)、カナダ・アルバータ州エドモントンのロジャーズ・プレイスで『UFC240』が開催され、UFCデビューとなった堀江圭功(よしのり/24=ALLIANCE)とカナダのハキーム・ダオドゥ(28=カナダ)と対戦し、3R4分09秒、ハイキックによりTKOでダオドゥが勝利。堀江は健闘したがデビュー戦を勝利で飾れなかった。
堀江は空手をベースに高校卒業と同時にUFCのチャンピオンを夢見て上京。高坂剛率いるアライアンスに入門。21歳でパンクラスでプロデビューし、得意の打撃を武器にMMA8勝1敗の戦績を残す。特にここ2試合連続で1ラウンドTKO勝利を挙げている。
ダオドゥの戦績は、キックボクシング(プロ)12戦全勝。UFC参戦前もWSOFという準メジャー団体で8戦無敗。 UFCでも2勝1敗で現在連勝中だ。
1R、堀江が 長い距離から飛び込んでの思い切りのいいパンチを放つ。ダオドゥも前蹴りで反撃。ダオドゥのローに堀江が右ストレートを合わせると、ヒットし一瞬ダウン、しかしすぐ立ち上がり試合続行。圧力で前に出るダオドゥに下がりながらも堀江はタックルでテイクダウンを奪うもダオドゥはすぐに立ち上がる俊敏さを見せる。
2Rも足を使って入らせない堀江だが、懸命に前追い続けるるダオドゥに堀江の手数が減りはじめ、ダオドゥの左ストレートを一発許す。堀江は追い続けるダウドゥから逃れるステップワークに徐々に息が上がり始める。
3R 序盤に堀江のカウンターの右が入るが、ダオドゥがケージに追い詰めパンチ、ヒジの連打、ヒザ蹴り、ハイを入れられ、ダウン寸前になるも耐える堀江。一旦、距離をとるも首相撲からヒジで右瞼から出血、続けて首相撲からヒザ、そして左ハイをヒットさせると堀江はダウン、そこでレフェリーは試合を止めダオドゥのTKO勝ちとなった。
WOWOWの生中継で解説をした堀江の師である高阪剛は「堀江悪くなかったがダオドゥが(堀江への)対応の高さを見せた。プレッシャーをかけ続けながら倒すタイミングを見ていたんだと思う。堀江は(ダオドゥの)プレッシャーとスタミナ切れも少しおこしていたかなと思う」とコメントした。
勝ったダオドゥ は
「すごく変な戦い方をする相手だった。逃げる戦い方だったから、少し戸惑ったよ。オレは戦いたいんだ、だからUFCにきたんだ。試合最初は少し遅かったかもしれないが、体力には自信がある。UFCがバンクーバーでイベントを開催する予定があることも知っているから、ぜひそこでカナダを代表して試合をしたい。今回はUFC初のフィニッシュを決められて良かった。ビデオで見ていた内容と違って堀江は結構逃げる戦い方だったから、少し目を慣らすのに時間はかかったけどな。何よりカナダを代表して戦えることを光栄に思うし、エドモントンのファンにKOをみせることができて嬉しいよ。次は誰でも良い。誰が相手だろうと倒せる。マネジャーと話し合って決めるよ」と語った
【その他結果】
【メインイベント】
フェザー級タイトルマッチ 5分5ラウンド
○マックス・ホロウェイ
判定3-0(48-47、49-46、50-45)
●フランキー・エドガー
【セミメインイベント】
女子フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○クリスチャン・サイボーグ
判定3-0(30-27、30-27、30-27)
●フェリシア・スペンサー
【メインカード】
ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
○ジェフ・ニール
TKO 2ラウンド(2分39秒)
●ニコ・プライス
ライト級マッチ 5分3ラウンド
●オリビエ・オービン・メルシエ
判定3-0(27-30、27-30、27-30)
○アルマン・ツァルキヤン
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
●マルク・アンドレ・バリオー
判定2-1(28-29、28-29、29-28)
○ クリストフ・ヨトゥコ
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