【アクセル】長島自演乙の師匠、61歳で激闘制し最高齢王者に
アクセル暫定王者の小巻が空手家・田渕にダウン奪われ判定負け『ACCEL45真夏の格闘まつり』(2P目)
2019年8月10日
神戸常盤アリーナ大ホール
セミファイナル
●小巻海斗(アクセルバンタム級暫定王者)
判定3-0
○田渕神太(拳聖塾)
関西アクセル軽量級屈指の2名の瞬き厳禁なスピードマッチ。
日本拳法出身でアクセルバンタム級暫定王者の小巻海斗に空手家の田渕が挑む。
戦前の予想では圧倒的に小巻有利との声が高かったが、田渕は見事その評価を覆した。
1R、軽快にパンチを当てに行く小巻、インローを蹴っては軽くジャブからのワンツーで先手をとるが田渕は必ず打ち返して来る。前に出て圧力をかける小巻にやや印象がある感で終了。
2R、パンチを織り交ぜての攻める小巻に田渕は徐々に小巻へ左右のフックをヒット。小巻のスピードに慣れて来た感じで空手仕込みのローを蹴る。手数でやや田渕が上回ると、3Rにはパンチを打ち合う壮絶な展開に。お互い細かいパンチをもらっていたが終盤、小巻が左フックのカウンターに合わせ田渕の右がクリーンヒット、崩れ落ちる小巻。大番狂わせだ。
小巻カウント8で起き上がり反撃を試みるが、そのまま時間切れとなり判定3-0の痛い敗戦となった。
第11試合
●石原義也(荒木道場)
判定
○アラン・ソワレス(ブラジリアンタイ)
この試合縺れに縺れた乱戦だったが最後は僅差の判定でアランに軍配があがった。
石原は2度のダウンを喫し、アランは金的への攻撃でイエローカード。
最終Rでは石原のパンチがアランをグラッとさせるもダウンにならず、ゴング終了後に殴り続けた石原のパンチでアランが倒れるが、レフリーはしっかり止めるべきと関係者から指摘が入った。
第10試合
●宮崎聖也(宮崎道場)
判定
○春野剛士(メイニッシュキック)
ベテラン春野にフルコン空手で優勝実績のある元極真の宮崎がグローブで挑み数々の足技を駆使するも春野の牙城を崩せず、判定に泣いた。
第9試合
○溜田蒼馬(クレイジーウルフ)
KO
●勝村隆介(メイニッシュキック)
神戸注目のフライ級の期待の選手、溜田が実績五分の勝村を迎え撃ったが、試合は秒殺の一方的な結末だった。 溜田のスピードに場内騒然。
第8試合
●YABU(フリー)
TKO 1R ※パウンド連打
○オーデマン(スフィーダ)
癌と重症筋無力症のため命の危険に陥ったオーデマンが大手術後初の復帰戦を勝利で飾る。元SBヘビー級2位のYABUを1Rパウンドで滅多打ちにしTKO勝ち。
第7試合
●石川健太郎(士道館)
KO ※右ストレート
○笹田勝俊(笹田ジム)
今年の格闘空手の覇者石川がキックボクシングに挑んだが勝手が違い、RKSヘビー級王者の笹田勝俊に2ラウンド右ストレートでKO負けを喫してしまう。
番外編
ACCELフェザー級王者の原口健飛が、スーパーライト級へ階級を上げてワールドクラスを狙いに行くと言う理由でフェザー級級のベルトを返上する事になった。現在フリーとなった彼は強豪のいる舞台ならどこでも上がれる用意があり既に年内の試合も決定している。
また、黒田道場出身で同じACCELでデビューし3戦3勝の後、2010K-1WORLD MAX日本王者となった長島”自演乙”雄一郎もメインの師匠黒田の応援で来場し激励のメッセージを送った。
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