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【ONE】バンコク大会 試合結果=2019年8月16日

スタンプの総合格闘技戦は、衝撃の強さで一本勝ち
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2019/08/16(金)UP


スタンドでの打ち合いからグラウンドもこなしたスタンプ(上)

ONE Championship
『ONE:DREAMS OF GOLD』
2019年8月16日(金)タイ・バンコク・インパクト・アリーナ
Photo by ONE Championship

▼メイン 第5試合 アトム級
○スタンプ・フェアテックス(21=タイ)
一本 3R ※バックチョーク
●アシャ・ロカ(20=インド)

 スタンプはONE女子アトム級のキックボクシング・ムエタイの二冠王。21歳という若さで80戦以上のキャリアを持つ。ONE史上初の3冠を目指し、本戦はONEのMMAデビュー戦を迎える。対するロカはボクシング・MMAともに無敗という新鋭。スタンプは初戦からいきなり強敵を迎えることとなった。

スタンプがMMA無敗の新鋭に腕ひしぎ十字固めを仕掛ける

 ムエタイの構えで臨むスタンプの周囲を回るロカ。ロカから組み付くも、スタンプが首相撲で投げ飛ばしマウントポジションを取る。パウンドを恐れるロカはスタンプの背中で腕をロックし上体を起こさせないが、スタンプはお構いなしにサイドから殴り続ける。打撃しかないと思われたスタンプだったが、上体を起こした隙に腕ひしぎ、さらにフロントチョークを狙いに行く。

 うかつに組めなくなったロカはスタンドでパンチの連打を仕掛けるが、スタンプの右ローで左前足にダメージを負っていく。

驚異的な適応力でONE本戦のMMAデビューで一本勝ち

 3R開始直後に勝負をかけたロカは組みに行くが、首相撲からあっという間に転倒させられる。そのままマウントを奪ったスタンプは上からヒジを落とし、バックマウントに体勢が変わると首を取りバックチョーク。ロカが抵抗できない様子を見たレフェリーは試合をストップ。スタンプがONE本戦のMMA初戦を見事に一本で勝利した。

 スタンプは試合後のマイクで「ありがとう。練習の成果がしっかりでました」と喜びを語った。


シウバ(左)の攻撃は左ジャブを起点にタックルへと展開していった

▼メイン 第3試合 ストロー級
○アレックス・シウバ(ブラジル)
一本 2R4分55秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ステファー・ラハディアン(インドネシア)

 シウバは元ONE世界ストロー級王者。内藤のび太と過去タイトルマッチで3戦し、1勝2敗と負け越してはいるものの毎回激闘を演じている。現在内藤戦2試合を含む3連敗中と後がない。対するラハディアンも3連敗中。3連敗同士の生き残りをかけた一戦となった。

フィニッシュはバックから左腕を取り腕ひしぎ十字固めを決めた

 ジワリとプレッシャーを懸けるシウバが左ジャブからのタックルでテイクダウンを奪う。ラハディアンを立たせてフロントチョーク、バックを取ってバックチョークとシウバがグラップリングで圧倒する。

 2ラウンド目もシウバがテイクダウンを奪い、バックチョークを狙いに行くがラハディアンはうまくディフェンスし首を取らせない。しかし一瞬の隙をついたシウバがラハディアンの左手を取り腕ひしぎへ。虚を突かれたラハディアンはそのまま腕を取られ、左腕が完全に伸びきったところでレフェリーが試合をストップした。

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