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【修斗】12年ぶり参戦の髙谷裕之は世界王者・斎藤に壮絶1RKO負け、田丸匠は魚井のフルスイングに耐え競り勝つ

田丸匠が魚井フルスイングに打撃戦で競り勝つ
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2019/09/22(日)UP

魚井(左)の豪快な左フックが田丸の顔面をとらえる

▼第6試合 バンタム級 5分3R
●魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS/同級世界3位)
判定1-2 ※30-29、28-30、28-29
○田丸 匠(NASCER DO SOL)

1Rに田丸が仕掛けたフロントチョークで魚井は体力を消耗

 魚井はその超攻撃的スタイルでKOを量産する典型的なストライカータイプ。RIZINでもその存在感を発揮しており、地元神戸で行われた6月のRIZINでフルスイングを炸裂させ、3R KO勝利。現在、格闘技界でも注目を集めるストライカーだ。

 対する田丸は今年7月1日付けまでのランキングでは修斗フライ級世界2位だったが、階級変更しバンタム級へ。今年7月15日に初戦1R一本勝ちで飾り、今回がバンタム級2戦目となる。

 魚井の左ボディフックで田丸の動きが止まる。プレッシャーをかける魚井に田丸が左ミドルをクリーンヒット。そのままケージに押し込みフロントチョークを仕掛ける。極まりはしていないもののブレイクまで締め続けた影響か、魚井の表情はうつろに。反応の鈍い魚井へ田丸が右ミドルを打ち込むが、魚井が左フックをカウンターで合わせぐらつくシーンも。

田丸(左)の右ミドルに合わせる魚井(右)の左フックがよく当たる

 2R開始からお互いに小さくフェイントをかけあうも手が出ずにレフェリーから両者口頭注意。田丸の右ミドルに魚井が左フックを合わせ田丸が腰を落とすシーンもあるが、大きな展開もなく3Rへ。1Rから繰り返されてきた右ミドルに合わせる魚井の左フックで田丸が何度か腰を落とすが、ダウンに至らず田丸がタックルで魚井をケージへ押し付ける。そのまま投げてテイクダウンを奪い、スタンドに戻るも再び投げ、田丸が上からパンチを落とす状態で終了のブザーが鳴り響いた。

 プレッシャーをかけカウンターのヒットを重ねた魚井と、手数を出し続けグラウンドで優勢だった田丸。接戦となった一戦は僅差の判定で田丸に軍配が上がった。


齋藤(右)は打撃で優勢に立つが、藤井(左)がグラウンドに引きずり込む

▼第5試合 バンタム級 5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE/同級世界7位)
判定3-0 ※30-26、30-27、29-27
●齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM/同級世界10位)

 齋藤が強い右ローを太もも、カーフに打ち込み藤井を入らせない。藤井はタックルからテイクダウンを狙うが、齋藤がケージを背にテイクダウンを許さない。齋藤の左フックに合わせた藤井のタックルでようやくテイクダウンを奪うと、マウントからバックを取りチョーク。あわや一本かと思われたが、ブザーに救われる。

グラウンドで優位に立った藤井(奥)が判定勝利

 続く2Rも齋藤の右フックで藤井が腰を落とすが、グラウンドに持ち込んだ藤井は終盤に齋藤からバックマウントを取りパウンド連打。ラスト5秒でバックチョークを仕掛けるもまたもブザーで齋藤が解放される。

 最終3Rはこれまでスタンドで優勢だった齋藤が後退、ケージに押し込んだ藤井が足を取りテイクダウン。たっぷりと時間を残したままパンチ・ヒジを打ちおろし、齋藤は体勢を変え逃げるも一方的に打たれ続ける。ネックチョークを狙いながらコツコツとパンチ・ヒジを落し続ける藤井。ラスト5秒でスタンドに戻ったが、決定打となるパンチの交換はないまま終了。グラウンドを一方的に支配した藤井がランカー対決を制した。

▶︎次ページは猿丸ジュンジvs中川マイケルほか

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