【ムエタイオープン】壱・センチャイジムが激闘制しTKO勝利、鳩はタイ選手にKO勝利で新王者に
▼第10試合 スーパーフライ級 3分3R(ヒジ有)
△バンサパン・センチャイジム(24=センチャイムエタイジム)
判定1-1 ※29-28、29-30、30-30
△松崎公則(44=Struggle)
松崎は2009年に34歳という遅咲きの年齢でプロデビューし、2階級のREBELS-MUAYTHAI王座を含む四冠を達成。44歳の現在も戦い続ける姿は、”中年の星”として中年男性から圧倒的な支持を受けている。試合ではじわじわと相手のスタミナを奪い、自分のペースに持ち込みヒジとヒザでしつこく攻めるタイプ。だが打ち合いとなると、若い対戦相手にも一歩も引かない激闘を繰り広げる。昨年10月の大崎孔稀からの敗戦以降現在3連敗中。元ラジャダムナンランカーのバンサパン相手に、戦前には「何だかんだ言っても勝ちたい。今回は倒したい」と強い決意を語っている。
1Rは静かな立ち上がりながら、松崎が右ジャブから左ローのコンビネーションを打ち込み、バンサパンは前蹴りで距離を作りながら右ミドルを出す。
2Rになるとバンサパンが圧力を強め、右ミドルから首相撲を仕掛ける。松崎も右ミドル、右ローで距離を測りパンチにつなげる。至近距離ではヒジを返し、ロープに詰め左ストレートをヒット。パンチ、ローと上下に打ち分けパンサパンに反撃の隙を与えない。
ここまでのオープンスコアは19-19が1者、20-20が2者と互角。
最終ラウンド、パンサパンが左の前蹴りから右ミドルを打ち込むと、気迫のこもった表情の松崎は左ローから左ストレート、右フックと繋げパンサパンを攻める。
パンチの手数は松崎が圧倒するが、パンサパンは要所で放つ右ミドルで松崎の勢いを寸断。ラスト30秒では右ハイキック2連発を松崎にかすらせる。疲れの見えるパンサパンに松崎は最後までパンチで攻め続け試合終了。ジャッジの判定は三者三様のドローとなり、松崎の白星はお預けとなった。
▼第9試合 スーパーフライ級 3分3R
○白幡裕星(橋本道場)
判定3-0 3者とも30-28
●佐藤仁志(新宿スポーツジム)
▼第8試合 47.5kg契約 2分3R
○KOKOZ(TRYHARD GYM)
判定3-0 3者とも30-29
●443(NEXTLEVEL渋谷ジム)
▼第7試合 45.5kg契約 2分3R
○Sae-KMG(クラミツムエタイジム)
TKO 2R
●田中“暴君”藍(PCK亘理 L’ante du Lio)
▼第6試合 フライ級 2分3R
○RAN(Monkey☆Magic kickboxingStudio)
判定3-0 ※30-27が2者,30-28
●竹井成美(エイワスポーツジム)
▼第5試合 バンタム級 3分3R
○稔之晟(TSKJapan)
KO 1R ※ヒザ蹴り
●CHAROENRIT・SOR.VISEDKIT(タイ)
▼第4試合 66kg契約 3分3R
○雑賀弘樹(NEXTLEVEL渋谷ジム)
判定3-0 ※30-28が2者,30-29
●ポッキー・ラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイジム)
▼第3試合 スーパーフェザー級 3分3R
○洸杜(T’s KICKBOXING GYM)
TKO 2R
●直希(AKTGYM)
▼第2試合 フェザー級 3分3R
○三浦 翔(クロスポイント大泉)
KO 1R ※飛びヒザ
●成澤 龍(SRC)
▼第1試合 フェザー級 3分3R
○岡田将充(クラミツムエタイジム)
判定3-0 ※30-29が2者,29-28
●健・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
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