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【KNOCK OUT×REBELS】鈴木千裕が橋本悟を衝撃45秒KO、ぱんちゃんは距離を支配しJ-GIRLS王者を完封

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2019/10/04(金)UP

左ハイで石川(左)からダウンを奪った仲山(右)

▼第6試合 スーパーフライ級(52㎏)契約 3分5R
●石川直樹(33=治政館)
TKO 3R55秒 ※ドクターストップ
○仲山大雅(20=RIOT GYM)

 当初仲山の相手はREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者・老沼隆斗が予定されていたが、老沼が9月1日の試合でKO負けしたため欠場。代理で石川の参戦が決定している。

 石川は沼に引きずり込むような首相撲からのヒザ、ヒジ打ちを得意とし、日本フライ級王者として君臨。所属ジムのジャパンキック加入に伴い移籍し、ジャパンキックフライ級王者に認定されている。今年5月にはジャパンキックプレ旗揚げ興行で5RKO勝利を収めたが、8月には大崎孔稀にKO負けを喫し、今回が再起戦となる。

 仲山は長いリーチのパンチを武器に沖縄から参戦する琉球ファイター。今年6月にはNJKF軽量級エースの一角・松谷桐を衝撃の1RKOで下しWBCムエタイ日本フライ級王者を手にしている。KNOCK OUTへは昨年10月の石井一成戦以来の参戦となる。

 サウスポーの仲山が左ミドルでけん制。飛び込んで左ボディから組みに行く仲山だが、石川がいい形で組ませない。仲山がジリジリと前進するが踏み込み切れない静かな展開のまま1Rが終了。オープンスコアは2名が10-9で仲山支持。1名がイーブン。

 2R、いきなりの仲山の左ハイキックが石川の側頭部をとらえダウン。石川は立ち上がるも、左ストレートを受け小さく腰を落とす石川にダメージの色が見える。右まゆをカットした石川はドクターチェックも受ける劣勢。得意の組みでも思うように組めない石川は攻め手がない。

 3R、傷口を狙い左ヒジ、左フックを打ち込む仲山。大きく出血する石川が再度ドクターチェックを受けるが、傷口の深さからドクターがストップ。仲山が勢いのままベテランの石川を撃破した。

仲山(右)がパンチラッシュを仕掛ける

 試合後にマイクを握った仲山は「12月22日に沖縄でK-SPIRIT(沖縄かきだみし協会)という沖縄で一番大きな大会があって、自分がKNOCK OUTにも出ているタネ?ヨシキ選手と戦うので、観光ついでに見に来てください」と次戦の宣伝。そして「東京でも応援してくれる人が増えてきて、寺宝の選手ですがとても心強いです。今日はスカッと勝てませんでしたが応援ありがとうございました」と東京のファンへ感謝の言葉を述べた。


左ハイを見舞う大崎

▼第5試合 スーパーフライ級(52.5kg)契約 3分3R
○大崎孔稀(19=OISHI GYM)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●濱田巧(24=team AKATSUKI)

 大崎はKNOCK OUT初代フライ級トーナメントで準優勝を果たした大崎一貴の実弟。兄を上回ると評される抜群のセンスを武器にKOの山を築き、WMC日本スーパーフライ級・J-NETWORKスーパーフライ級の王座を奪取している。2019年1月にはSNS上の舌戦からタネヨシキと対戦し2RTKO勝利。2月にはヨシキの実弟のタネ・ヨシホと対戦し、4Rで2度のダウンを奪ったものの5Rに逆転のKOを許してしまった。タネ兄弟との2試合を含め、直近では2勝2敗と波に乗り切れない大崎は、濱田戦を機に飛躍を狙う。

 濱田はREBELS-MUAYTHAIライト級王者・良太郎の愛弟子としてREBELSを主戦場に活躍。2018年に行われたREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグでは全敗の憂き目にあったが、以降1つの引き分けを挟み5連勝。昨年6月にKO負けを喫した蓮沼拓矢と今年8月に再戦し、1Rにダウンを奪った上で3-0の判定勝利を収めリベンジを果たしている。

 1R、小さく出入りする濱田とローの打ち合いを挑む大崎。徐々に大崎の左ハイ、ミドルで圧力を強めていく。濱田のワンツーに合わせ打ち終わりにワンツーを合わせる大崎に、濱田はやや攻めあぐねる。

 2R、濱田のローを丁寧にカットした大崎は右フックから左フックの返しを浅くヒット。濱田の飛び込みにテンカオを合わせ、組みつきからヒジを振る大崎に濱田は攻める手を失っていく。

 3R、果敢に前に出る濱田へ、左アッパーから右ストレートで押し返す大崎。濱田得意のバックハンドブローもガード。大崎は無理に攻め込むこともせず濱田の攻撃にヒジ、ヒザでカウンターを合わせ迎撃。最後まで隙を見せなかった大崎が濱田を跳ねのける圧勝劇を見せた。

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