【KNOCK OUT×REBELS】鈴木千裕が橋本悟を衝撃45秒KO、ぱんちゃんは距離を支配しJ-GIRLS王者を完封
株式会社キックスロード
『KNOCK OUT×REBELS』
2019年10月4日(金)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント 64kg契約 REBELSルール 3分3R
○鈴木千裕(20=クロスポイント吉祥寺)
KO 1R45秒 ※右フック
●橋本 悟(33=橋本道場)
橋本は”激闘大魔神”の異名を持ち、その試合がことごとく名勝負となるベストファイト製造機。昨年8月のKNOCK OUTでは”ボルケーノ”水落洋祐のパンチの前に沈んだが、真っ向から打ち合いを望むその姿に多くのファンが惹きつけられている。2018年は連敗が続く厳しい道のりだったが今年1月に北川“ハチマキ”和裕を2RTKOで撃破、7月には潘隆成も2Rで葬り調子を上げている。
鈴木はREBELS-60kg王者・鈴木宙樹の実弟。MMAのキャリアを持ち、パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級を制覇。満を持して参戦した8月の『REBELS.62』では鮮烈な1RKO劇でキックボクシングデビューを果たした。兄をもしのぐ軽快なマイクパフォーマンスのお調子者ぶりも注目されているが、選手としてのポテンシャルも兄に劣らないものを感じさせる。
鈴木がいきなり大きく右ハイキック。直線的に前進しパンチを打ち込み、橋本が腰を落とす。橋本も手を出すが、鈴木の右フックをカウンター気味に受けずるずると後退。
最後は青コーナーに詰められ、連打を浴び右フックを打ちおろされたところでダウン。うずくまった橋本は立ち上がれず、鈴木が衝撃の1RKOで激闘大魔神を沈めた。
マイクを握った鈴木は「橋本選手と戦って感じたことがあります。自分はまだまだ新米で、背負っているものが違うなと思いました。僕もまだまだですけど、みんなの応援をしっかり背負って、次また皆さんに会うときは今日以上に強い自分を見せます」とさらなる成長を約束。そして「勝ったらある方に挑戦状を叩きつけたいと思っていました」と前置いた鈴木。少し溜めた後に「丹羽選手、俺は、あなたと戦いたい!俺はチャンピオンになりたいんだ!」とREBELS63kg級王者の丹羽圭介(TEAM KSK)に挑戦状を叩きつけた。
▼第7試合 セミメイン フェザー級(57kg)契約 3分5R
○安本晴翔(19=橋本道場)
TKO 1R2分20秒 ※3ノックダウン
●新人(30=E.S.G KICK BOXING GYM)
安本は名門橋本道場で鍛え上げられた多彩な蹴り技を武器にジュニア24冠を獲得し16歳でプロデビュー。REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級・フェザー級、INNOVATIONスーパーバンタム級と立て続けに3本のベルトを獲得。次世代のキックボクシングを担う超新星として注目が集まる。
新人は2007年にNJKFでプロデビュー。デビューから5年で初戴冠、NJKFスーパーバンタム級・フェザー級の2階級制覇、WBCムエタイ日本フェザー級と三冠を手にするが、王者になった後も勝ち負けを繰り返す苦労人の一面を持つ。今年6月にNJKFの若手エース・大田拓真に敗戦し今回が再起戦。2戦連続して次世代エースを迎撃する。
安本がいきなりの左ハイキック。新人は右ローと左右フックで前に出るが、安本はバックステップで距離を取り当てさせない。安本の左フックがヒットしぐらついたところに、左右の連打で新人が早くもダウン。
立ち上がった新人は右ストレートを当て返すが、一度パンチが入ると安本は連打を浴びせ新人のアゴを跳ね上げていく。
新人も負けじと手を出していくが、ガードの隙間をぬった右フックで動きが止まったところにワンツーで2度目のダウン。
最後も足元がおぼつかない新人へワンツーを打ち込み、直撃を受けた新人はたまらずダウン。安本があっという間に3ノックダウンを奪い、日本三冠王を瞬殺した。
試合後にマイクを握ると「KNOCK OUTに2回連続出場して、2回ともKOできていすっきりしています」と喜びを見せた。しかし試合中の拳ほど雄弁には語れず、照れ臭い笑顔の後に「何言っていいかわかんないですけど、これからも僕のこと注目してくれれば最高ですね!サイコー!」と力技でマイクを締めくくった。
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・ぱんちゃん璃奈、宇宙人ヘアで計量パス「心はクレイジーに、頭はクレバーに戦う」
・10.4 メインの鈴木千裕「過去一番の状態を作った」=試合順と計量結果一覧
・ぱんちゃん璃奈が5戦目の原点回帰宣言「冒険した試合を」=公開練習
・10.4 ラウンドガール決定、青山ひかる&山本ゆう(写真10枚)
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!