【パンクラス】ISAO、アグオンとの死闘を制しリベンジ&2度目の防衛に成功
パンクラス
「PANCRASE 309 sponsored by ONE championship」(2P目)
2019年10月20日(日)東京・スタジオコースト
▼第5試合 バンタム級 5分3R
〇タチアネ・フォンテス(ブラジル/WARRIORS MSP)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●東陽子(和術慧舟會AKZA/同級1位)
柔道エリートの激ツヨママ、東陽子が5連勝をかけブラジル人ファイターとの初対決に挑む。
東は柔道で2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、2017年12月にパンクラスでプロデビュー。初戦は韓国人ファイターのキム・ミョンボに一本負けを喫したが、以降は4連勝している。
対戦相手のフォンテスは、23歳で柔術を始め、2年前からMMAのキャリアをスタート。現在まで3勝1敗の成績を残している。
1R、軽快なフットワークからパンチを当てていくフォンテスに対し、組み付いていく東だが、逆に片足を持たれテイクダウンを狙われる。これを抜群のバランス感覚で耐えた東は、テイクダウンに成功、バックにつかれながらアームバーを狙う。立ち上がったフォンテスに足をかけ豪快に倒すと、場内から歓声が上がる。
立ち上がったフォンテスは金網に東を押しつけヒザを入れるが、東は足をかけ再びテイクダウン。激しいポジション争いの中フォンテスが十字を仕掛けたところで1R終了。ジャッジ3者がフォンテスを支持。
2R、蹴りに合わせてボディストレートなどパンチを放つ東は、キレの落ちたフォンテスに前蹴りやジャブも当てていく。蹴りを受け尻餅をついたフォンテスを見逃さず、東がパンチを振り下ろす。
下から十字や足関節を仕掛けるフォンテスに、東も負けじと鉄槌。このラウンドは3者とも東を支持。
最終3R、スタンドで積極的にプレスをかける東は足をかけテイクダウンを狙うが、逆に押し倒される形となり後ろにつかれる。何とか脱出した東はどんどん前に出続け、単発ながら右のパンチをヒットさせる。一方、フォンテスは疲れて下がりながらも、前に出る東を右のパンチで迎撃。一進一退の攻防は最後まで続いたが、判定は2-1でフォンテスを支持。東の“ブラジル地獄変”は思いがけず黒星スタートとなった。
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