【パンクラス】ISAO、アグオンとの死闘を制しリベンジ&2度目の防衛に成功
ミルコの弟子、ミルコそっくりのハイキックで高木をKOパンクラス
「PANCRASE 309 sponsored by ONE championship」(5P目)
2019年10月20日(日)東京・スタジオコースト
▼第2試合 ウェルター級 5分3R
〇アレキサンダー・ラカス(クロアチア/CRO COP TEAM)
一本 2R2分02秒 ※チョークスリーパー
●高木健太(リバーサルジム川口REDIPS/同級4位)
初来日のラカスはAFSO、KFN、CFCの3つの団体で世界王座を獲得した三冠王。K-1・PRIDE・DREAMなどで活躍したミルコ・クロコップ率いる『CRO COP TEAM』で、チームメイトである北京オリンピック柔道男子100kg超級の金メダリスト、石井慧と日々汗を流す。
高木は、6月の手塚裕之との暫定王座決定戦に敗れて以来の再起戦。
1R、たがいに強いローで牽制しつつ、豪快に振るうワンツーやフックがかすめ合うスリリングな展開。ラウンド中盤、高木のカウンターの左がライトヒットし、ラカスが尻餅をつく。上から鉄槌を落とすも高木はラカスを立たせスタンド勝負を要求。
終盤、声を出しながら左右のフックで前に出るラカスだが、高木は逆に豪快な左フックをヒットさせ、ラカスは思わず膝をつく。そのままグラウンドの攻防になりハーフで上から高木が殴るも、ラカスは蹴りで高木をはねつける。このラウンドはジャッジ3名が10-9で高木を支持。
2R、またも強いローの打ち合いに、嫌がる素振りを見せたラカスだが、意表をついて得意の左ハイをヒットさせ、さらに強烈な左右のフックもヒット!テイクダウンするとバックからチョークを狙い、一度外されるもコツコツと殴り再びチョーク!これがしっかり極まり、パンクラス初登場のラカスが一本勝ちを収めた。
▼第1試合 ライト級 3分3R
〇平 信一(綱島柔術/第2代ZSTライト級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-27
●阿部右京(OOTA DOJO)
前回6月大会で林源平に1RでTKO負けを喫している阿部に対し、第2代ZSTライト級王者の平もパンクラス初参戦で松岡嵩志に痛い判定負けを喫しており、両者とも再起をかけた一戦となった。
1R、パンチを振り回しながら突進する平は、組み付く阿部にパンチ連打を見舞い、グラつかせる。スリーパー、パウンドで追い込みが、ポジションを入れ替える阿部が平のバックに付いてスリーパーの体勢へ。
2Rもスタンドの攻防で平が大振りのパンチをヒットさせて阿部をグラつかせてテイクダウン。そのままスリーパーで追い込む。
3Rは阿部がテイクダウンし、マウントポジションへ。そのままパウンドで追い込むが、耐える平にスリーパーも仕掛けて追い込む。平はもがいて抵抗し試合終了。平は判定時勝ちしたが、試合内容に不満の表情を浮かべていた。
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