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【RISE】寺山日葵が紅絹を振り切り女王対決を制す、那須川梨々は百花にリベンジ成功

2019/11/09(土)UP

平岡(右)が佐藤を撃破し改めてRISE QUEEN挑戦へ名乗りを上げる

▼第5試合 アトム級(-46kg)3分3R延長1R
○平岡 琴(TRY HARD GYM)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●佐藤レイナ(team AKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級1位)

中盤から圧力を強めた平岡(左)は再三にわたりパンチを佐藤に打ち込む

 平岡は極真会館(松井章奎館長)『第31回全日本女子ウェイト制空手道選手権大会』(2014年)で軽量級優勝の実績を持ち、2015年にキックボクシングでプロデビュー。今年9月の『RISE WORLD SERIES 2019 Final Round』では、セミファイナルに出場する百花を破り、RISEアトム級王者挑戦権を獲得した。
 一方の佐藤は、NJKFミネルヴァ アトム級日本ランキング1位。9月29日(日)に後楽園ホールで開催された『RISE134』では、今大会の第7試合に出場する寺山日葵に敗れはしたものの、アグレッシブなファイトを見せた。

終盤にはヒザとボディブローで佐藤(右)の腹を打ち抜くが、佐藤は持ち前のタフさでダウンを拒否

 1R開始当初、様子を見ていく両者。佐藤がサウスポーから左ローを繰り出し前進するが、平岡はバックステップでかわしていく。平岡は慎重に距離を取りながら、ジワリとプレッシャーをかけ佐藤に迫っていく。ハイキックなど単発だが、重い攻撃を放ち距離を潰そうとする平岡に対し、佐藤はサイドキックや前蹴りで距離を保つ。終盤、距離を潰すとパンチのラッシュをかけ平岡が印象点を稼ぐ。

 2Rになると距離を詰め、パンチのコンビネーションで追い詰めていく平岡。佐藤も距離を離そうとするが、平岡の左ボディが決まっていく。平岡は佐藤のボディを中心にパンチやヒザをヒットさせ、距離ができると上下に散らしていく。佐藤は前進を続けるもつらそうな表情を浮かべる。距離を取り、動きが落ち着いた後も、平岡は一発一発ボディを積み重ねる。

勝利を飾った平岡は改めて紅絹の持つRISE QUEENアトム級のベルトへの挑戦をアピールした

 3R、平岡はローキックや前蹴りを散らしていき、佐藤との距離を保ちながらパンチの機会を伺う。前のラウンド同様にボディと顔面に上下のコンビネーションを打ち分けながら、重い右ミドルを佐藤に当てていく。サイドキックで突き放しにかかるも平岡のボディを止められない佐藤だが、打たれながらも持ち前のタフさを見せ倒れない。中盤以降平岡がパンチでペースを握ったまま3R終了。勝負の行方は判定にゆだねられたが、うまさとパワーを見せた平岡が3-0で勝利を収めた。

 マイクを握った平岡は本日3人出陣したTRY HARD GYM女子部のリーダーとして、「まずは私がRISEのベルトを巻かないといけないと思っているので、近々紅絹さんが持っているベルトを奪いに行こうと思っています」と王者・紅絹へ宣戦布告した。


18歳になったばかりの女子高生ファイター・聖愛(左)が後藤を振り切り勝利

▼第4試合 -50kg契約 3分3R
○聖愛(せいな/魁塾/ミネルヴァ日本スーパーフライ級2位)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
●後藤まき(RIKIX/ミネルヴァ日本ライトフライ級4位)

気の強さを見せる聖愛・後藤の両者は正面からぶつかり合う

 聖愛は関西の名門・魁塾所属の女子高生ファイターで、試合前々日の11月6日に18歳を迎えたばかり。すでに7戦し5勝(1KO)1敗1分と次世代の女子エースを担うキャリアを積み重ねている。

 対する後藤は元KNOCK OUTプロデューサー小野寺力氏が代表を務めるRIKIXの紅一点。RISE QUEENミニフライ級トーナメントでは1回戦で寺山日葵に敗れたが、アグレッシブなファイトで会場を沸かせた。前日計量では「18歳ごときに負けません」と大人の女の意地を見せている。

 1R、聖愛が長いリーチの右ロー、前蹴りで距離を作る。前進する後藤は足が出ないが、飛び込みながらの左右フックが幾度も聖愛の顔面をとらえ会場から歓声。手数の聖愛に一発の後藤の構図が続くが、ラウンド終盤には聖愛が後藤の左フックにカウンターの左フックを合わせヒヤリとする場面も。

手数は聖愛が優るが、後藤(右)もタイミングのいい左フックを当て続けた

 2R、聖愛が下がりながら後藤の左フックに合わせた左ミドルを後藤のボディへ深く打ち込むと、後藤はわずかに効いた表情。しかし前進を止めない後藤はタイミングのいい重い左フックを聖愛の顔面に叩き込む。このラウンドも手数は聖愛が多くヒット数も稼ぐが、クリーンヒットの印象は後藤か。

 3R、前進しパンチを振るう後藤だが、聖愛が引き込みヒザ、離れ際に前蹴りで後藤の距離にさせない。時折後藤の左フックが顔面をかすめながらも上下に蹴り、パンチを散らし有効打を奪うのは聖愛。3ラウンドを通じて細かく有効打を奪い続けた聖愛が後藤からポイントを奪い、ジャッジ2名の支持を得て判定価値をもぎ取った。


TEPPEN GYMの注目株・村上(左)が国際戦に臨み初のKO勝利

▼第3試合 -58kg契約 3分3R
○村上悠佳(TEAM TEPPEN)
KO 2R35秒 ※左ヒザ蹴り
●ウー・ユティン(台湾/2018年台湾全国散打女子-52kg級準優勝)

ウー(右)は村上に押されながらも気迫のこもった攻撃を見せる

 村上悠佳は極真空手からキックに転向後、アマ11戦無敗。昨年9月にプロデビューした後は4戦3勝1敗、今年に入って2勝と勢いに乗っている。対するウー・ユティンは、散打や柔術などマルチなバックボーンを持つファイター。

 1R開始からウーがどっしりと構えながら、パンチで村上を攻めていく。ウーの右フックが村上をとらえる場面が多くなるが、村上もキックで応戦。しかしウーのプレッシャーが強く単発に止まり、なかなかペースを握れない。終盤に入ると徐々に間合いを掴んだ村上が蹴りでウーを攻め、村上のボディへの膝蹴りが決まり、ウーの動きが止まる。村上はウーをコーナーに追い詰め、ボディを中心に攻めていくが、ウーは打たれ強さを見せ、このラウンドは耐えきる。

ボディに突き刺したこの左ヒザでウーは崩れ落ち10カウントを聞いた

 2R開始早々に村上が蹴りでウーを吹っ飛ばす。ローやミドルなど蹴りを上下に散らしウーを攻めていく。後退したウーをコーナーに詰め、勢いよく左ヒザを突き刺すとウーはそのまま腹を抱えるようにしてダウン。カウントは進むがウーは立ち上がる様子を見せないままカウントアウト。村上が初のKO勝利を収めた。

 リング上でマイクを渡された村上は「準備してなかった」と戸惑いながらも、「やっとKO勝利できたんで、次試合決まったらKOで勝てるように練習頑張るので応援お願いします」と観客へアピール。この後に続く同門の那須川(第6試合)と寺山(第7試合)にバトンをつなげた。

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