【RISE】寺山日葵が紅絹を振り切り女王対決を制す、那須川梨々は百花にリベンジ成功
▼第2試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R
○AKARI(TARGET/2018年KAMINARIMON全日本女子大会-52kg級優勝)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●宮﨑若菜(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子大会-52kg級優勝)
AKARIは第2代RISE QUEENの神村エリカの愛弟子。2018年KAMINARIMON全日本女子-52kg級優勝の実績を引っ提げ今年9月にデビュー。長身を活かしたパンチ・蹴りで判定勝利を収めた。対する宮崎はTRY HARD GYM期待の宮崎姉妹・姉。
こちらは2019年KAMINARIMON全日本女子-52kg級で優勝し、今年10月にデビュー戦を勝利で飾っている。
1R、AKARIがリーチの長い右ミドルで先制、ぽんぽんと小気味いいタイミングで遠い距離から長いストレートを打ち込む。宮崎はやや力任せに突進し左右フックで応戦。距離を詰めると至近距離でAKARIのヒザを受けるが、左のボディを返し接近戦に活路を見出す。
2R、前ラウンドに続きAKARIの右ミドルが冴える。宮崎は接近して左ロー、左右ボディを狙うがAKARIは前進する宮崎を呼び込んで右ヒザ。離れ際には右ミドル、離れれば右ミドルから右ストレートと、右の蹴りを軸に距離を支配する。
3R、宮崎が前進し左ローから左右のフック、AKARIは両手で突き放しながら右ミドル、離れ際に右ストレートを見舞う。宮崎の前進をヒザで迎え撃ったAKARIがホールディングの注意を与えられるが、接近戦ではヒザ、離れれば右ミドルを打ち込み続けペースは渡さず。主導権を握り有効打を積み重ねたAKARIが判定勝利を収めた。
▼第1試合 アトム級(-46kg)3分3R
△松谷 綺(VALLELY KICKBOXING TEAM/NJKFアマチュア-46kg王者、BigBangアマチュア-45kg王者)
判定1-1 ※29-29、28-30、30-29
△宮﨑小雪(TRY HARD GYM/2019年全日本女子大会-47kg級優勝)
松谷は16歳、NJKFフライ級王者・松谷桐を兄に持ち、Bigbangアマチュア-45kg王者、NJKFアマチュア-46kg王者などに輝く女子高生ファイター。今月6月のプロデビュー戦では、七瀬千鶴を判定で下している。一方の宮崎はTRY HARD GYM所属で、第2試合に出場する宮崎若菜の妹。こちらも16歳。今年8月のKAMINARIMON全日本女子トーナメントで優勝し、今大会がプロデビュー戦。
1R、開始当初から、ミドルキックの蹴り合いを演じる両者。宮崎はサウスポースタイルでデビュー戦とは思えない切れ味のある蹴りを放っていく。宮崎は松谷の距離を潰しながら、パンチを当てていく。松谷はバックハンドブローなど回転技を使うが、なかなか当たらない。終盤、松谷のパンチが当たり出し、両者拮抗したまま1R修了。
2Rは序盤から、パンチの打ち合いを演じる2人。ようやく距離を掴んできたのか、松谷のパンチが当たり始める。互いに距離を測りながら、松谷は蹴り、宮崎はパンチを繰り出していく。松谷は右ミドルを当てていく。リズムをつかみ始めた松谷が宮崎を攻めていくが、宮崎も前蹴りを出しながら、松谷の勢いを止め、パンチを返していく。このラウンドもなかなか差がつかない拮抗した展開。
3R、立ち上がり攻める宮崎だが、松谷に阻まれる。回転技を繰り出す宮崎に、松谷は距離を詰め、パンチを見舞っていく。偶発的なバッティングにより、タイムストップ。再開後、前蹴りを放っていく宮崎。松谷は距離をつぶしながら、パンチや膝を当てていく。両者ともに接近しているので、両者とも組んでしまい、動きを止める場面も多くなっていく。そのままラウンド終了。判定は29-29、28-30、30-29と三者三様でドローとなった。
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