【RISE】山川賢誠が元タイ王者を撃破、那須川天心はダウン奪うガチエキシで盛り上げる
「RISE NORTH」(3p目)
11月10日(日)北海道・札幌ホテルエミシア3Fパレスホール
▼第3試合 -59㎏契約 3分3R
●嶋田将典(Stay Gold/スーパーフェザー級16位)
判定0-3 ※嶋田に3Rホールディングで減点1
○大澤辰徳(蹴空ジム)
高校を卒業後、日本一周の旅へ。その際に訪れた北海道が気に入ってしまい、そのまま札幌に居つき、蹴空ジムに入門したという個性派の大澤辰徳。昨年3月のプロデビュー以来、5戦4勝(3KO)1NCと波に乗っている。
今回はRISEスーパーフェザー級16位と格上の嶋田将典(Stay Gold)と激突した。1R、嶋田は右ローをベースに大澤に襲いかかる。大澤の左のクロスで場内をどよめかせるが、嶋田に大きなダメージを与えるまでには至らない。2Rも一進一退の攻防が続く。大澤はスーパーマンパンチやロープに押しての右に活路を見出そうとするが、嶋田は左フックやプッシュしての右ミドルで一歩も引かない。
このまま判定決着になるかと思われた3R、大澤は起死回生の飛びヒザ蹴りでダウンを奪いシーソーゲームに終止符を打った。大澤の勝負強さだけではなく、嶋田の頑張りも印象深い一戦だった。
▼第2試合 -54kg契約 3分3R
●谷村愛翔(kickboxing Academy Sapporo/P’s Lab札幌)
判定0-3(三者28-29 ※3R、加藤にホールディングで減点1)
○加藤 真(魁塾)
17歳VS16歳。北海道初のRISEで注目の北海道VS関西の十代対決が組まれた。
最初に試合の主導権を握ったのは大阪からやってきた今回がプロデビュー戦という加藤真(しん=魁塾)だった。176㎝という恵まれた身長から繰り出す前蹴りや右のテンカオで、地元の谷村愛翔(kickboxing Academy Sapporo/P’s Lab札幌)を追い込む。
1Rが終わった時点で谷村の体は真っ赤に腫れ上がっていた。加藤のKOは時間の問題かと思われたが、2Rになると失速。左フックやバックハンドで会場をわかす場面もあったが、1Rの勢いはない。逆に加藤の攻めのタイミングがわかったのだろう。谷村は単発ながらも右をクリーンヒットさせるなどして反撃の狼煙をあげる。
そして3Rになると、加藤は度重なるホールディングでついに「減点1」を宣告されてしまう。セコンド魁塾・林塾長から「アホか、コラッ!」という怒号も飛んだが、試合の流れは変わらない。結局2Rまでの貯金がモノをいって加藤が薄氷の勝利を収めたが、最後まで勝負を諦めなかった谷村にも温かい拍手が送られた。
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○夏井広夢(エスジム)
KO 2R 2分10秒
●周葉(TARGET SHIBUYA)
今年9月のプロデビュー戦では右ハイキックで衝撃的なKO勝ちを飾った周葉(TARGET SHIBUYA)がプロ2戦目を迎えた。対戦相手は地元(札幌)のエスジムで元WPMF日本王者・野呂裕貴の指導のもと研鑽を積む夏井広夢。周葉は相手を呑み込むかのようなプレッシャーをかけ、1R終盤には早くも夏井を窮地に追い込んだ。そのまま周葉のペースになると思いきや、2Rになると夏井は痛烈な左ボディフックで試合の流れを変える。
周葉はローやテンカオで相手の前進を止めようとするが、地元の大声援を受けた夏井は左ボディフックからの右フックで周葉をKOした。現在札幌の大学4年生という夏井。卒業後はすでに東京での就職が決まっているが、キックボクシングは続ける意向だ。
▼オープニングファイト-54kg契約 3分3R
●がんばれ!ふるかわくん(GRABS)
反則勝ち 2R 2分10秒
○平賀正孝(TEAM URESPA)
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