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【ベラトール】チャンドラー、初回KOでヘンダーソンを返り討ち

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2020/08/08(土)UP

Bellator MMA
『BELLATOR 243』
8月8日(土・日本時間)
アメリカ・コネチカット州 モヒガン・サン・アリーナ

チャンドラー(右)がヘンダーソン(左)に再戦でも勝利(写真は16年11月の対戦時)PHOTOS=Bellator MMA(C)

▼ライト級
〇マイケル・チャンドラー(アメリカ)
KO 1R 2分19秒
●ベンソン・ヘンダーソン(アメリカ)

 両者は2016年11月、当時のベラトール世界ライト級王者であったチャンドラーにUFCから移籍2戦目であったヘンダーソンが挑戦。5Rに及ぶ熱戦の末2-1の判定でチャンドラーが勝利し、それ以来3年9ヵ月ぶりの再戦となる。

 チャンドラーはレスリングのオールアメリカンを経てMMAに転向し、3度の王者に輝いた“ミスター・ベラトール”。対する元UFCライト級王者のヘンダーソンも現在4連勝と好調だ。

 両者の再戦は12月29日の「Bellator JAPAN」(さいたまスーパーアリーナ)で組まれるもヘンダーソンが怪我により欠場、今年6月の大会でも再度予定されたが新型コロナウイルスの影響で中止となり、今回ようやく実現した。

パウンド連打するチャンドラーをレフェリーが止めに入る瞬間(@BellatorMMAより)

 1R、ヘンダーソンがサウスポーからの左ミドルで先制。チャンドラーも右ミドルを返す。しかしヘンダーソンはフットワークからさらに左ミドルを入れ、ハイキック、踏み込んでの右ボディフックと動きの良さを見せる。やや機先を制されたかに見えたチャンドラーだったが、サウスポーに構えを変え、右から左のワンツーでヘンダーソンを打ち抜く。四つん這いの形で崩れたヘンダーソンに、チャンドラーは右フックを3連打で送り、初回KOで返り討ちにした。

 今回がベラトールとの契約最終戦になるチャンドラーはこれまでの感謝を告げ、ケージを後にした。


▼ヘビー級
●マット・ミトリオン(アメリカ)
TKO 1R 3分14秒
〇ティモシー・ジョンソン(アメリカ)

右のパンチを振るうジョンソン(写真は18年10月のシーク・コンゴ戦)Photo by Bellator MMA

 ミトリオン13勝7敗に対しジョンソンは13勝6敗とほぼ同じ戦績を持つ両者。13勝11KOのミトリオンに、ジョンソンは13勝10KOと、こちらも同様の剛腕を持つ。

 1R、ともにサウスポーの両者、ジョンソンが右ジャブで前に出る。ミトリオンはちょうどローを放ったところで転倒。ジョンソンはサイドポジションにつき、パンチを入れつつアームロックを狙う。パンチに耐え切れず背を向けたミトリオンにジョンソンはさらに右強打を連打。金網際に追い込んで連打を強め、身動きできない姿を見てレフェリーが試合を止めた。

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