【Bellator×RIZIN】12.29 ヘンダーソンが怪我で辞退、チャンドラーの相手は9連勝中のアウトロー
米国大手プロモーション『ベラトール』が、RIZIN協力のもと『BELLATOR JAPAN』として12月29日、さいたまスーパーアリーナにて日本大会を初開催する。
中でも注目度の高いカードとして、3度のベラトールライト級王座を獲得したマイケル・チャンドラー(33=米/HARD KNOCKS) vs 元UFC王者のベンソン・ヘンダーソン(35=米/MMA LAB)の一戦は、ヘンダーソンの練習中の怪我により代役が立てられることが12月5日、都内の会見にて発表された。
チャンドラーとヘンダーソンの両者は16年11月に「ベラトール世界ライト級タイトルマッチ」で対戦。激戦の末、2-1でチャンドラーが2度目の王座の初防衛に成功している。僅差の判定だったため再戦が望まれていた。
ヘンダーソンからコメントが届き「日本には行けません。練習中に怪我をしてしまい試合には出られなくなってしまいました。本当にごめんなさい。ベラトールがまた改めてチャンドラーとの試合を組み、因縁に決着をつけさせてくれることを願っています。この埋め合わせは必ずします」と会見で発表された。
ヘンダーソンの代役として急遽決まったのはシドニー・アウトロー(27=アメリカ)だ。
Bellator MMA代表のスコット・コーカー氏は「彼(ヘンダーソン)ほどの選手の穴埋めをすることは容易ではありませんが、シドニー・アウトローがこの危機的状況に立ち上がってくれ、日本のファンに素晴らしいショーを見せてくれることを約束してくれました。アウトローは世界有数のジム、アメリカン・トップチームに身を置き、先月イスラエルで行われた試合では、強敵ロジャー・フエルタ相手に素晴らしいパフォーマンスで見事な勝利を収めました。彼が12月29日のケージに踏み入れ、素晴らしい試合をしてくれることを、私が自信を持って保証します」と好勝負を期待させる。
アウトローは13年2月にプロデビューすると3連勝。その後は勝ち負けを繰り返すが、16年10月以降は9連勝と勢いに乗るファイター。9連勝の内の5勝がサブミッションによる一本勝ちと極めの強さに自信を持っている。
直近の試合は今年11月のベラトール。UFCでファイト・オブ・ザ・ナイトに3度も選ばれた事がある「エル・マタドール(スペイン語で闘牛士)」の異名を持つロジャー・フエルタと対戦しフルマークの判定勝ちを収めている。
降って湧いたチャンドラーの対戦相手というビッグチャンス、アウトローはモノにすることが出来るか。
<対戦変更カード>
♢(Bellator ユニファイド MMAルール 160ポンド=72.5kg契約)
選手データ
・マイケル・チャンドラー(Michael Chandler=33) アメリカ・ミズーリ出身 HARD KNOCKS所属
173cm/70.3kg 構え:右
戦績:19勝(7KO・7S)5敗
主なタイトル:元ベラトール世界ライト級王者
・シドニー・アウトロー(Sidney Outlaw=27)アメリカ・ペンシルベニア州出身 アメリカン・トップチーム所属
173cm/72.5kg 構え:右
戦績:14勝(1KO・7S)3敗
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