【キック】石井一成がヒジ打ちで圧巻KO勝利、福田海斗が本場ムエタイの実力示す、小林愛三は判定勝利=NO KICK NO LIFE
▼第2試合 55.5kg契約 3分3R
◯加藤有吾(RIKIX)
KO 1R 1分28秒 ※左フック
●MASAKING(岡山ジム)
1R、序盤から、加藤が左右のローを蹴ると、MASAKINGが左右のミドルを返す。加藤は飛び込んでの左ボディフックを見舞うと、MASAKINGは落ち着いて右ローを走らせる。
すると、加藤がMASAKINGのパンチに、強烈な左フックをカウンターでクリーンヒット。MASAKINGがばったりと崩れ落ちてダウン。MASAKINGは、そのまま立ち上がることは出来ず、加藤が圧巻KO勝利となった。MASAKINGは、ダメージが大きく、担架で運ばれた。
頭の後ろにピースサインが書かれたヘアスタイルで試合に臨んでいた加藤。期待通りの試合で実力を示して、「最初は固くなったけど、いつも通りフェイント使って、最後に当てることが出来たので、作戦通りでした。これから、NO KICK NO LIFEを盛り上げていくので応援よろしくお願いします」と終始落ち着いてコメントした。
▼第1試合 61.5kg契約 3分3R
◯森井洋介(野良犬道場)
KO 3R 0分43秒 ※左ジャブ
●翔貴(岡山ジム)
森井は小野寺力氏が立ち上げた『KNOCK OUT』で旗揚げ以来KO勝利を重ね、17年12月には激闘の連続となったトーナメントを制して初代KING OF KNOCK OUTライト級王者に輝き、”Mr.KNOCK OUT”の異名を取った。
しかし、昨年2月の『KNOCK OUTライト級アジアトーナメント』準決勝で”韓国の鉄拳”チャンヒョン・リーにKO負け。11月のINNOVATION岡山ジム興行では、現RISEライト級王者・原口健飛にこれもTKO負けしてしまった。”歴戦のダメージがたまっていたのでは”との声もあったが、1年の休養期間を空け小野寺力氏のイベントで復帰する。
翔貴は「岡山の名物は桃・マスカットそしてオレ」と“岡山名物”を自称する岡山ジムの名物ファイター。勝っても負けてもKOを求めるアグレッシブなファイトで会場を沸かせる。しかし17年10月一つの引き分けを挟み、現在6連敗中だ。
1R、序盤から森井が強烈な右ローを蹴り込んでいくと、翔貴は右ミドルを返し、右ストレートを伸ばしていく。積極的に手数を出し、左フックからの右ローをつないでいく森井だが、翔貴の右ストレートをカウンターでモロに喰らい、ダウン。ふらつく森井だが、ガードを固めて右ローを蹴って耐える。
2R、森井が右ミドル、ローを蹴りを散らしていき、細かいパンチから左ローをヒットさせる。翔貴は、前進して1R同様右ストレートを当てる。下がらない、森井は左右のフックで、アグレッシブに攻める。終盤は、両者ともフックとストレートを打ち合い、当て合う。
3R、後がない森井は、前進して右ローを走らせる。セコンドからの指示で、森井は更にローを連続で放ち、左のヒジ打ちを見舞う。さらに、今度は左フックをヒット。これに、翔貴がぐらついたところに、強烈な右ストレートで追い討ちをかけると、遂に翔貴がダウン。立ち上がった翔貴だが、最後は森井が左ジャブをねじ込むように当てると、翔貴が崩れ落ち、森井が逆転勝利で復活を遂げた。
勝利した森井は「ダウン取られて焦ったけど逆転できて良かったです。今思い出してますけど、またこのリングに帰ってこれたのは、ファン、サポートしてくれる後援会の方、それに家族、友達そして、居場所をつくってくれた小林さんのおかげです。これからも応援よろしくお願いします」と涙ながらに語った。
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