【DEEP JEWELS】女王・前澤智が一本勝ちで有終の美「格闘技は私にとって、たった1つで全部でした」
▼第7試合 DEEP JEWELSフライ級 5分2R
●アミバ(AACC)
判定0-3 ※三者とも18-20
○栗山 葵(SMOKER GYM)
アミバは2009年5月にプロデビューの、寝技を得意とするグラップラー。元RIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加の練習パートナーとして腕を磨く。18年3月大会で1年8カ月ぶりの復帰戦を行いひかりに判定勝利したが、同年9月大会では奈部ゆかりに大差の判定負け。昨年8月には赤林檎に判定負けと減量に苦しむ中、今回はフライ級(56.7kg)の一戦に挑む。
対する栗山は負けん気の強さを全面に出すストライカー。着実に実績を積み重ねる中で、いよいよDEEP JEWELSのセミファイナルに登場する。
1R、上背のある栗山が出した左ミドルに合わせ、アミバがタックル。テイクダウンを奪えなかったが、栗山の脇に両手を刺しケージに押しつける。脇の差し合いから片足をとりテイクダウンを奪うのはアミバ。しかし栗山がバックをとり、コツコツパウンドを落とす。再びケージ際の差し合いからブレイク。リーチが長い栗山の左ストレートにアミバがタックルを合わせるが、距離が遠くあっさりと切られてしまう。
2R、スタンドでは右ジャブ、左ストレートをヒットさせる栗山が優位。アミバは苦し紛れのタックルをしかけるも、栗山に届かずテイクダウンには至らない。ケージ際のタックルも丸く回る栗山があっさり脱出する。
やや強引気味なタックルで栗山の右足をつかみ、ようやくアミバがケージ際に押しつけるが、手が出ずブレイク。再開直後のタックルも栗山がガブり、アミバはケージ際で頭を押し付けるのがやっと。決め手がないまま終了のゴング。得意の打撃でアミバを完封した栗山が判定勝利を収めた。
栗山はマイクを握ると「東京初めて出させてもらえて楽しかったです。関西からもいい選手が出られるように、これからもがんばります」とコメントを残した。
写真提供:DEEP事務局
▶︎次ページはKAIvsさくら
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