【イノベーション】NJKF王者・山浦俊一、葵拳士郎との接戦制しWBC日本王座獲得
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「CHAMPIONS CARNIVAL 2020(第1部)」
2020年12月27日(日)東京・新宿FACE
▼第10試合 WBCムエタイ日本スーパーフェザー級(58.97kg)タイトルマッチ 3分5R
●葵 拳士郎(マイウェイジム/元INNOVATION日本スーパーフェザー級王者、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者)
判定0‐3 ※48‐49、47‐49、47‐50
〇山浦俊一(新興ムエタイジム/NJKFスーパーフェザー級王者、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級1位/挑戦者)
※山浦が新王者に、葵は初防衛に失敗
葵は空手仕込みの蹴り技を得意とし、17年にINNOVATION王者に就いた。19年2月、琢磨を破りWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王座を奪取し、今回が初防衛戦。
対する山浦は元B-FAMILY NEO所属で大田原兄弟と共に中学時代はWINDY SUPER FIGHTで活躍。5年のブランクを経て2017年に復帰すると、19年9月にNJKF大阪大会でNJKFスーパーフェザー級タイトルを獲得している。
1R、葵が左右ロー、前蹴りと蹴り技主体の攻めで前進しパンチにつなぐと、山浦は右ローを返す展開。終盤には葵が右ハイをヒットさせた。
2R、変わらず蹴り技をテンポよく当てていく葵に、山浦は組み付くとこかしを何度も決めてペースを握らせない。
3R、山浦が接近戦を仕掛けて左ボディ。葵は右のテンカオ、右ハイを交ぜていくが、山浦は巧みなディフェンスでヒットを許さずに前に出る。
4Rには山浦は首相撲を仕掛けてヒザを当ててこかすなどペースを握っていく。
5R、葵はパンチで詰めるものの、山浦は組み付いてはヒザ、こかしで相手の攻撃を寸断させやはり主導権を握らせない。山浦が判定勝利でベルトを獲得した。
▼第9試合 ジム対抗戦 スーパーフェザー級(58.97kg) 3分3R
△櫻井 健(Hardworker/INNOVATIONスーパーフェザー級1位)
ドロー 判定0‐0 ※三者とも29‐29
△藤野伸哉(RIKIX)
これまでに4度タイトルに挑戦している39歳のベテラン、櫻井は前戦となった11月のInnovation スーパーフェザー級次期王座挑戦者決定トーナメント準決勝(vs児島真人)で勝利した。
対する藤野は19戦12勝5敗2分のキック戦績を持つほか、公認会計士講座の講師も務めているという24歳。
1R、左ミドルで前進する櫻井に、藤野は左右の蹴りからパンチで返していく。
2R、左ジャブを突いて右ローにつなげる櫻井は右ストレートをクリーンヒット。下がらず前に出る藤野は右ハイ。お互いに打ち合って激しい試合展開に。
3R、左フック、右ハイと多彩な攻めを見せて前に出る藤野に、櫻井はパンチ、ヒジを交ぜて応戦。藤野は額をカットし大流血。
櫻井も出血し、お互いにドクターチェックが入る。再開後も接近戦で激しく打ち合い試合終了。櫻井と藤野の激戦は引き分けに終わった。
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