【イノベーション】元極真世界王者・与座優貴、同階級・原口健飛らとの対戦に「興味も希望もある」
12月27日(日)東京・新宿FACEにて開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION主催『CHAMPIONS CARNIVAL 2020』に参戦する選手たちの試合直前コメントが、主催者から届いた。本大会は12時開始の第一部、17時開始の第2部の二部制で行われる。
第二部に出場する元極真空手世界王者・与座優貴(23=橋本道場)は、70戦の戦績を持つ大ベテラン・喜入衆(41=NEXTLEVEL渋谷)と対戦する。
与座は極真会館2017年第6回全世界ウェイト制選手権軽量級優勝の実績を持つ。昨年3月にキックボクシングデビューすると、ハイペースで試合をこなし現在8勝(3KO)1敗。今年11月にはGLORY戦士・久保政哉に勝利したばかり。対する喜入は国内三冠王者で、70戦の戦績を誇り今年でプロ20周年となる大ベテランだ。
相手の喜入については「豊富な経験はもちろん、フィジカルの強さも感じます。が、今の自分が普通に力を発揮すれば問題なく勝てると確信しています」と自信を持つ。
この先の展望として「まずは肘打ちなし系のキックボクシングを志向したいので、色々なしがらみがあるにせよ、RISEやK-1、KNOCK OUT、更にはRIZINも狙いたいですし、ONEやGLORYといった世界の舞台も指標に定めたいです」と舞台を問わずに強敵を望む。
具体的には「RISEなら原口健飛選手、K-1は山崎秀晃選手などでしょうか。興味も希望もあります」と確固たる実力を持つ王者たちの名を挙げる。
続けて「関係者やマニアは『絶対無理』と言うでしょう。しかし、自分が史上最年少、高3の18歳で優勝した2016年の第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会では、同様に『絶対無理』と言われていた3度の優勝経験を持つ先輩を決勝で破ることができました」と空手時代の経験を胸にキックの世界でも羽ばたくつもり。
対する喜入は、与座について「空手の実力が世界一であっても、自分にとってはキックキャリア数戦の新人キックボクサーであることには違いない。まだ確かな穴だってあることが自分には見えます。そこを突く戦略も練っていますし、今だからこそ潰すことができるなと。いや、まさに今しかない」と、キック2年目の与座を20年のキャリアでねじ伏せるとした。
■無敗の若き王者対決・花岡竜vsRising力は揃ってKO勝利宣言
また、同じく第二部ではINNOVATIONフライ級王者・花岡竜(17=橋本道場)vs西日本フライ級王者・Rising力(20=ライジング己道会)の無敗ホープ対決が行われる。
花岡はアマチュア28冠を引っさげ、今年8月にプロ5戦目にしてINNOVATIONフライ級王座を奪取。5勝(2KO)1分の戦績を持つ。対する力は昨年9月、西日本統一フライ級王者決定戦でタネ♡ヨシキを1R KOで破り戴冠。戦績は7戦7勝(2KO)とこちらも無敗だ。
花岡は力について「アグレッシブで前進が止まないパンチャー。右ストレートには、相当の威力を感じます。正直、恐いパンチです」と語るも「衝撃的な一発ノックアウト勝ち」を狙うと豪語。
対する力は「業界的にも自分が勝つと思っている人はほとんどいないでしょう」としつつも「(タネ♡)ヨシキ戦と同じ。やる前にヨシキ戦でも格は段違いでした。けど初回KOは出来過ぎのようで、自分的には当たり前。それは今回、花岡選手に対しても同じなんです」と格上食いに自信を持つ。「倒して勝つのは自分」とこちらもKO勝利を宣言した。
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