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【NO KICK NO LIFE】石井一成、カット流血も怒涛の連打で勝利!宮元啓介が“三日月蹴り”ボディ攻めで競り勝つ

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2021/02/24(水)UP

緑川(右)が判定勝利、連敗脱出した

▼第3試合 71kg契約 3分3R
〇緑川 創(RIKIX)
判定3-0 ※三者とも30-28
●高木覚清(岡山ジム)

 緑川は、新日本キックの日本王座やWKBAの世界王座などを獲得し、重量級のトップ戦線に長く君臨してきた大ベテラン。昨年は、RISEの舞台にも参戦し、シュートボクシングのエース・海人や憂也と熱戦を演じるも判定負け。2連敗を喫して、今年初戦で復活を狙う。

 対する高木は、得意のパンチで打ち合うスタイルを武器にイノベーションやムエタイオープンのランカーに君臨する19歳。大ベテランである緑川を相手に「キャリアやテクニックでは、劣っているけど、他の部分についてはそうは思わない」と語っているだけに注目だ。

 1R、緑川が左右のローを強打。高木は右ミドルを蹴る。中盤以降は、緑川の左フック、右ストレートがヒットするが、高木もダメージはない様子。落ち着いて右の前蹴りで牽制する高木。

 2Rになると、じりじり圧力をかける緑川に、高木が右ローを蹴る展開に。緑川が、ワンツーフックと威力のあるパンチをコンパクト見舞う中、高木は打ち終わりを狙って、右ストレートを振るう。

 3Rになると、緑川が右ストレートが何度もヒットさせ、右ローまで繋ぐ。その攻撃を受けながらも、高木は左フックのカウンターを狙うが、パンチの手数とヒット数では、緑川が上回る。残り20秒は、足を止めた打ち合いで、両者ともフックを振るったところで、終了のゴング。緑川が、順当に判定勝利して、連敗を脱出した。

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