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【NO KICK NO LIFE】石井一成、カット流血も怒涛の連打で勝利!宮元啓介が“三日月蹴り”ボディ攻めで競り勝つ

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2021/02/24(水)UP

吉成(左)が判定勝利した

▼第2試合 51kg契約 3分5R特別ルール(首相撲が無制限の特別ルール)
●花岡 竜(橋本道場)
判定 0-3 ※47-49、48-48、48-49
〇吉成士門(PK・センチャイジム)

 花岡は、スピードのある攻撃と高いディフェンス能力で、アマチュア28冠を達成。昨年8月にプロ5戦目にして、INNOVATIONフライ級王座を奪取。続く10月には元新日本キック王者・HIROYUKIと対戦し、5Rドローの大健闘を見せた。昨年末には、Rising力との無敗対決を制して、戦績を7戦6勝1分とした。現在17歳。

 対する吉成は、ラジャダムナンとルンピニーの王座を獲得し、最近はRIZINのリングでの活躍中の吉成名高のいとこ。ジュニア時代からタイでも試合を積み、20冠を達成して昨年7月のプロデビュー。12月の三戦目にして、WMC王座を戴冠している。日本での戦績は3戦3勝と無敗の16歳。

 両者はアマチュアで対戦しており、その際は花岡が勝利している。

 1R、両者ともオーソドックス構え。距離を詰めるのは花岡で、両者とも左右のローキックを蹴り合う。花岡の入り際に、吉成の右ストレートが随所でヒットする。

 2Rは、吉成は右ミドルからのバックブローを見せると、花岡が右バックスピンキックを放つといったように、共にテクニックを見せ合う。随所で吉成の右ストレートと、花岡の左フックが交錯する。

 3Rになると、吉成が右ストレートをヒットさせて組みの展開に。右のヒザをしつこく突き刺す吉成。ボディに花岡は飛び込んでのパンチを放つ。4Rになると、距離を詰める花岡が左ボディ、右フックで襲い掛かる。組んでの展開に、花岡が右のヒジを連打。吉成は左右のミドルを蹴りながら、組んでの展開では右ヒザを連続で放つ。

 5R、花岡が左フックや右ボディストレートで前に出る。吉成はパンチは少ないが、左右のミドルや組んでのヒザ蹴り、右の前蹴りを良いタイミングで出す。勝負は、判定決着となり判定2-0で、蹴りと首相撲を評価された吉成が判定勝利。吉成が無敗対決を制した。

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