【Krush】松岡力が加藤虎於奈にダウン奪い新王者に、壽美は真優に勝利し涙の戴冠
Krush実行委員会
『Krush.124』(2P目)
2021年4月23日(金)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第1試合(第7試合)第5代Krush女子フライ級王座決定戦
●真優(月心会チーム侍)
判定 3-0 ※28-30×2、29-30
〇壽美(ことみ/NEXT LEVEL渋谷)
※壽美が新王者に輝く
第4代王者KANAが返上し空位となったKrush女子フライ級(-52kg)王座を懸けて行われた「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」が今年1月23日に開幕。
準決勝で芳美を判定で退けた壽美、NA☆NAを2R KOした真優がそれぞれ決勝へコマを進めた。両者は一昨年の12月、K-1女子フライ級王座決定トーナメントのリザーブファイトで対戦しており、その時は壽美が判定勝利している。
1R、サウスポーの壽美が左ストレート、右フックをヒット。真優が前に来て右ストレートを当てても、壽美はすぐ左ストレートを当て真優を下がらせる。壽美がプレッシャーを掛ける展開。
2R、真優は強引に前には出ず、自ら下がって距離を作り顔面前蹴り。両者近い距離での攻防が増え、組み合いが多くなる。真優にレフェリーから組みつきの警告が出る。左ストレートを当てる壽美に真優はミドルと前蹴りで対抗する。
3R、両者は開始から打ち合いを展開。しかし壽美が左ストレートを当て、真優を下がらせる。壽美は左右のストレートを当て、その後は下がって真優を空回りさせる。左ミドルも当て、真優を懐に入らせない。そこから壽美が前に出て、真優を下がらせて試合終了。
判定は30-28、30-28、30-29の3-0で壽美。涙のベルト戴冠を果たした。
マイクを手にした壽美は「不器用な私をチャンピオンにしてくれたグレイシャア(亜紀)さん、ありがとうございます。所属するNEXT LEVEL渋谷はトレーナーさんも先輩も本当に素敵な方々ばかりで私の誇りです。スポンサーさんも家族も友達も応援してくれるファンのみんなにありがとうって伝えたくて頑張りました」と感謝を告げ、「チャンピオンになったこの瞬間からまたスタートです。ここからがスタートなのでもっともっと頑張ります」と、今後の抱負を口にした。
▼第6試合 Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
〇小嶋瑠久(PURGE TOKYO)
KO 2R 1分25秒
●斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
34歳にしてタイトルを狙う斉藤は連勝と好調で、経営者としての顔も持つ。対する小嶋は連敗を機に所属をPURGE TOKYOに変え、リングネームも変更して今回の試合に挑む。
1R、手を前に伸ばした構えの斉藤がそこから右ストレート、左フックと先制ヒットするが、小嶋は我を失わず、左ボディフックを鋭く打ち込む。そして斉藤をロープに詰め、左右ボディフックと斉藤を削る。ここから右ストレート、左フックと小嶋が攻勢。斎藤がパンチを当てても小嶋は下がらずさらにボディフックを入れる。
2R、左フックと右ストレートで前に出た小嶋は、2Rも左ボディフックを決める。そして右ストレートを連続で斉藤に決めるが、斉藤は立ち続ける。だが小嶋は連打に入り、腰が落ちた斉藤にレフェリーがスタンディングダウンを取る。
斉藤は右ストレートで逆転せんとするが、小嶋が左ボディフックとアッパーで斉藤に2度目のダウンを与え、ノックアウトで勝利した。
小嶋は「みなさん、お久しぶりです。どうですか、盛り上がってますか?」と挨拶すると、「今日の試合、自分的にはダメダメだったんですけど、久々の試合でKOしてホッとしてます。段々成長していきます。もうチャンピオン獲るんで、これからも応援よろしくお願いします」とさらなる進化と成長をファンに約束した。
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