【Krush】王者・加藤虎於奈と挑戦者・松岡力、親友同士の二人は共に「明日は倒す」
4月23日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.124』の前日計量&会見が22日(木)都内にて行われた。
メインイベントでは、第8代Krushウェルター級(-67.5kg)王者・加藤虎於奈(25=TEAM TOP ZEROS)が、昨年11月以来の再戦となる松岡力(27=K-1ジム五反田チームキングス)を挑戦者として迎え初防衛戦を行う。
計量は両者ともに67.4kgでパスした。
加藤は現Krushスーパー・フェザー級王者であるレオナ・ペタスの実弟。今年1月に山際和希が持つKrushウェルター級王座に挑戦。ダウンを奪取する快勝で新王者に輝き、Krush史上初の兄弟王者を実現した。
松岡とは昨年11月に対戦したが、松岡がダウンを奪ったヒザ蹴りが反則攻撃となり、加藤が反則勝ちとなる不完全燃焼の結果となっている。
調印式を行い会見に臨んだ両者。公私にわたって仲が良いという二人だが、計量時に向かい合ってどう感じたとの質問に挑戦者・松岡は「向き合って、僕は顔を見てなかったんですけど。今顔を見たら、情とかいろんなもんが湧きそうなんで、明日リングの上でしっかり見て倒そうかなと思っています」と明日は切り替えて倒すと語る。
王者・加藤も「明日は大好きな兄貴を倒してやろうと思っています」と口を開くも「自分もさっき向き合った時に本当に見れなくて。まあ、同じで」と思う所がある。
しかし「明日リングの上で目を合わせてしっかり倒しに行きたいと思います」とこちらも”倒す”と強調した。
加藤の兄のレオナ・ペタスは、先月28日の『K’FESTA.4』で武尊と激闘を繰り広げたばかり。刺激を受けたかという質問に加藤は「K-1史上最も熱い試合だった。見ていて身内だったから倒れる姿を見たくなかったんですけど、勇気とか感動とか本当に色々もらった」と感じる所が大きかったと語る。
兄・レオナからは今日の会見の前に「お前は俺より強えから、普通に俺より強いって言ってこい」「この間の試合を超えるって言ってこい」と言われたという。
加藤は「この間の試合はちょっと超えられないと思うんですけど、しっかり倒せるように仕上げてきました」と謙遜しながらもKO決着を誓う。
松岡も「僕らは僕らにしかできないストーリーとか、僕らにしかできないような試合をしようと思っています。明日は虎於奈とこうしてタイトルマッチとして、最高な形で最高なストーリーで、僕がチャンピオンになれたら最高の形だと思っています。絶対KO決着にはなると思うんで、メインに相応しい試合を二人でしようと思います」と親友・加藤をKOし王座を奪うと意気込んだ。
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