【Krush】松岡力が加藤虎於奈にダウン奪い新王者に、壽美は真優に勝利し涙の戴冠
Krush実行委員会
『Krush.124』
2021年4月23日(金)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント第2試合(第8試合)Krushウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
●加藤虎於奈(王者/TEAM TOP ZEROS)
判定0-3 ※27-30×2、28-29
〇松岡 力(挑戦者/K-1ジム五反田チームキングス)
※松岡が新王者に輝く。
加藤は現Krushスーパー・フェザー級王者であるレオナ・ペタスの実弟。今年1月に山際和希が持つKrushウェルター級王座に挑戦。ダウンを奪取する快勝で新王者に輝き、Krush史上初の兄弟王者を実現した。
松岡とは昨年11月に対戦したが、松岡がダウンを奪ったヒザ蹴りが反則攻撃となり、加藤が反則勝ちとなる不完全燃焼の結果となっている。
1R、両者ローを蹴り合い慎重な立ち上がり。加藤が左ミドルを飛ばせば松岡もパンチで切り込まんとするが、互いの力量・手の内が分かっているためか強引には行かない。松岡は得意とするロー、加藤は三日月蹴り気味にミドルを入れる。松岡のパンチを頭を振ってかわす加藤。
2R、加藤はカーフキック、左ハイ、前蹴りと攻撃を繰り出し前に出る。松岡はこれにストレートからヒザ蹴りを繋いで加藤のボディをエグる。松岡はさらに右ストレートからのローを入れ、強引に前へ出ると、加藤が放ってきたバックブローをものともせず直後に左、右、左とフックの3連打を放ち、最後の左フックで加藤にダウンを与える。
立ち上がった加藤に松岡は左フック、右アッパー、左フックとパンチを回転させさらに攻める。
3R、右目を気にし見えづらそうにする加藤。松岡はこれに対し右ストレートからの左アッパーを連打する。ダウンのビハインドがある加藤はミドルを決め、松岡が攻めて出ると右ストレートのカウンターを入れて効かせる。松岡は引くことなく打ち合いを仕掛け、左フックと右ストレートを当てて反撃。両者両者打ち合いのなか試合終了となる。
判定は30-27、30-27、29-28の3-0で松岡。不本意に終わった前回の敗戦からリベンジして王座奪取を成し遂げた。
勝利した松岡「ちょっと虎於奈が強すぎて何喋ってるか分からないんですけど、格闘技人生に1個花を添えることができました」と戴冠を喜び、「あと1回K-1の世界トーナメントをやってもらって、そこで僕の格闘人生を終えたいと思っているので、それまではオファーを出さないでください。それまでは遊びます」と冗談交じりに大会を締めくくった。
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