【Krush】璃明武が計量オーバーの吉岡ビギンに判定勝利、MIOと松谷綺がエキシを披露
▼第5試合 第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
◯鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
判定3-0 ※30-27×2、30-28
●愛瑠斗(健成會)
鬼山は、打ち合い上等のスタイルで昨年にはBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。今年3月にはK-1参戦を果たすが金子晃大にKO負けした。今回が再起戦となる。
愛瑠斗はここまで3戦3勝(2KO) 無敗のパーフェクトレコードを持つ新鋭。21年2月のKrush-EXでは、しのをKO、今年の5月にはKrushの舞台で光佑をKOしてトーナメント出場となった。
1R、鬼山が前進して右ロー。愛瑠斗は左右の前蹴り、左ジャブで牽制する。圧力をかける鬼山は左右のフックで打ち合いを仕掛けて、左フックでひるませる。愛瑠斗も下がりながらも右ストレートのカウンターをヒットさせる。
2R、前に出るのは鬼山で右のカーフキックを強打。パンチで前に出る鬼山に、愛瑠斗は左右の前蹴りミドルを多用する。終盤に鬼山が左フックをヒット、右のボディフックを叩き込む。手数では愛瑠斗だが、パワーと圧力では鬼山が上だ。
3R、前に出る鬼山に対して、愛瑠斗が右ミドル。すると鬼山が近距離で右フックをヒット、前に出て圧力をかけ続ける。愛瑠斗も左右の前蹴り、ミドルなどの蹴り技を放つが、鬼山の右ボディフックや顔面への右フックの印象が良い。3Rとも攻め続けた鬼山をジャッジ3名が支持。鬼山が一回戦を突破した。
勝利した鬼山は「本当は倒したかったんですけど、鬼退治失敗ですかね。自分の中では鬼退治したかったんですけど、成功しました。次も鬼退治するので応援よろしくお願いいたします」とコメントした。
▼エキシビションマッチ 2分2R
ーMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
勝敗無し ※エキシビションのため
ー松谷綺(まつたに・きら/ALONZA ABLAZE)※Krush初参戦
菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とタイトルマッチで対戦予定だったMIO(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。しかし、菅原が「感染症拡大防止のため、一定の待機期間を設ける必要のある選手」に該当することが判明。菅原が欠場することになったため、松谷とエキシビジョンで対戦する。
松谷は今年9月のKrushでK-1 JAPAN GROUPデビューを果たす松谷桐(まつたに・きり)の実妹。兄・桐と共に現在は卜部功也が代表のALONZAに移籍して練習に励んでいる。現在、現役高校生で戦績は5戦3勝2分。スピード感のある蹴り技が武器だ。
1R、スピード感のある蹴りの展開。前に出るのはMIOで右ロー、左ミドルを放つ。松谷は左右に動きながら右ロー、左右のミドルを蹴り込む。
2R、スピードの上がった両者。松谷は右ローのダブル。MIOは前蹴りからワンツーを見舞う。松谷は右ミドルを強打。距離が近くなるとMIOは右フック。松谷が右ミドルをヒットさせると、MIOは左ミドル、左の前蹴りを繰り出した。ハイレベルな間合いの攻防を繰り広げた両者に、会場のファンから拍手が贈られた。
マイクを持った松谷は「今回MIO選手と対戦してトップ選手の強さを身をもって体験しました。試合が決まっているので、今回は動けませんでしたが、もっとしっかり練習して自分の動きが出せるように、1年以内にベルトを獲れるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いいたします」とコメント。
それを受けて、MIOは「タイトルマッチが流れて申し訳ない気持ちですけど、エキシビションマッチを組んでいただき嬉しく思います。松谷選手ありがとうございました。本当に若くて強い選手が増えてきて、もっと面白くなってくると思います。皆さん期待の方よろしくお願いいたします」とファンに呼びかけた。
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