【ボクシング】背を向け笑顔で逃げる相手にコナー・ベンが「来いよ!」と激怒、圧勝で無敗記録伸ばす
WBAウェルター級コンチネンタル王者コナー・ベン(24=英)が9月5日(日本時間)イングランドにてアドリアン・グラナドス(32=メキシコ)を相手に圧倒、100-90と全ラウンドをつけるジャッジがいるほど大差の判定勝ち(3-0=100-90、99-91、97-93)で5度目の防衛に成功した。
ベンは来年末までに世界王座を目指す。父は”悪の破壊者”と謳われた元世界2階級(ミドル&スーパーミドル)王者ナイジェル・ベン(57)。
【フォト&動画】背を向けて笑顔で逃げる相手に激怒のコナー・ベン
ベンは前戦で北米(NABA)ウェルター級王者サミュエル・バルガス(コロンビア)に1RでTKO勝利しており、今回もKO勝ちが期待された。
1Rから豪快な右フックを振るっていくベン。ロープに詰めボディ、フックと打ち込んだ。2Rにはベンの連打に膝をつくもスリップ判定に。
以降、グラナドスもサークリングしながらタイミングを見て反撃するもベンの積極性、ヒット率が上回る。グラナドスは被弾し顎が上がり、バランスを崩すシーンがあるも、持ち前の打たれ強さで耐えた。さすが4階級王者エイドリアン・ブローナーと判定2-1の接戦を演じているだけある。
最終10Rも倒しに行くベンだったが、終盤にベンが攻めに行くとグラナドスは背中を向けて逃げ、観客に笑顔で大きく手を上げる。もう勝てないと分かっていて無駄な打ち合いはしないとのポーズなのか、それとも「俺には当たらないぜ」とのアピールなのか。その態度に観客はブーイング!そこで少し打ち合うもすぐに離れる。
するとベンは怒り「来いよ!」と両手を広げ胸を叩き怒りを爆発させると、グラナドスは下がってまたもやバンザイポーズ、会場からは再びブーイングが起こり、終了のゴングが鳴った。
ベンは防御中心の相手を倒すことはできなかったが、戦績を19勝(12KO)無敗に伸ばした。
セミファイナルでは世界女子ライト級4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)統一王者のケイティー・テイラー(35=アイルランド)が元IBF世界女子フェザー級王者のジェニファー・ハン(38=米国)にダウンを奪う判定勝ちで見事防衛。
メインは元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(英国)vsマウリシオ・ララ(メキシコ)はバッティングでララが左目上を大きく切り、2Rテクニカル・ドローとなった。
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