【空手】極真勢が活躍、K-1谷川聖哉の弟・蒼哉が中量級を制す=真正会 全日本大会
10月3日(日)、真正会主催、第4回全日本空手道選手権大会が東和薬品RACTABドームで開催された。
今回、極真会館(松井館長)の選手が多数参戦。極真会館(松井派)はかつて他流派の試合にワンマッチでは出場したことはあったが一般部トーナメントに参戦するのは例がない。全日本クラスで活躍している選手もエントリーし、注目を集めた。
【中量級】
中量級の決勝では極真同士の一戦に。谷川蒼哉(極真会館 総本部道場)と山﨑一央(極真会館 東京城西世田谷東支部)が対戦した。
谷川蒼哉の兄は真正会、全日本優勝者で現在K-1などに参戦中の谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)。準決勝では2019極真連合会ワールドカップ優勝の下川哲槻を下し勝ち上がってきた。
突き技に加え切れ味鋭い左の蹴り技で勝ち上がってきた谷川。決勝戦もその左の蹴り技を中心に攻める。
中盤に上段廻し蹴りでダウンを奪い技あり。挽回を計る山崎だったが取り返すには至らず、谷川が優勝を決めた。
【重量級】
前回中量級王者カラム・ブラック(真正会 鈴木道場)が、世界選手権代表の極真会館・徳田寛大を迎え撃つ。
カラムは強力な突き技を駆使し攻勢をかける。徳田は徐々に失速し延長戦5-0の判定勝利。
カラムが前回中量級優勝に続き、連覇を達成した。
【軽量級】
上村康太(真正会 上村道場)と坂田龍星(真正会 筧道場)が対決。
上段系の攻撃と勢いで勝る坂田に、上村は突き技とローキックで対抗。本戦1-1。延長からは上村の左の突き技が決まり始める。
延長戦は1-0で上村。
再延長でもみ合いになりながらも左の突き技を打ち続けた上村が5-0の判定で勝利。上村も大会2連覇を達成した。
【女子の部】
2019極真会館全日本ウエイト制大会優勝の山﨑乙乃 (極真会館)が間合いをキープしての突き技、膝蹴りを武器に本戦5-0で勝利。
極真会館が他流試合で2階級を制した。
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