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【Stand up】TEAM TEPPENの彪司、松本天志ら新人王決定戦に勝ち進む

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2021/10/26(火)UP

左アッパーを見舞う松永(右)

▼第3試合 King of Rookie 1回戦 -57.5kg級 3分3R延長1R
〇松永隆(新宿レフティー)
判定3‐0 ※29‐27、30-27、30-27
●藤井海人(EXARES GYM)
※松永が決勝戦に進出

 8月大会のプロデビュー戦で和真に勝利した松永は今回プロ2戦目となる。対する藤井はJAPAN CUP2021-60kg級優勝、戦績は1戦1敗。

 1R、連打を仕掛ける藤井は上段後ろ廻し。松永は左ストレート、左ミドルの強打を当てる。

 2R、松永は左インロー、左ハイ、左ミドルと蹴り分けて前進。藤井も負けじとパンチ連打からバックブローと対抗していく。後半には松永のテンカオが何度も藤井のボディを捕えた。

 3R、疲れの見える藤井はバックブローも、松永はパンチ連打からヒザ蹴りを当てて遂にダウンを奪う。

 最後まで追い込みを見せた松永が判定勝ち。勝利者マイクでは「次は決勝戦なので、絶対に勝って新人王を獲って、レフティーの先輩に続けるように頑張ります」とあいさつした。


不戦勝の藤井が意気込みを語った

▼第2試合 King of Rookie 1回戦 -60kg級 3分3R延長1R
〇藤井重綺(トイカツ道場)
不戦勝
●和真(キックボクシングジム 3K)
※藤井が決勝戦に進出

 アマチュアボクシング・インターハイ出場の藤井は3戦2勝1敗せの戦績。8月大会のプロデビュー戦で松永隆に敗れた和真は今回2戦目だったが、練習中のケガにより欠場となった。

 不戦勝で12月の決勝戦に進んだ藤井は「今回戦わずして勝ったのですが、めちゃくちゃ進化した姿をお見せしたかったです。試合を楽しみにしていた方には申し訳ございません。12月を楽しみにして下さい。和真選手は僕に勝つためにめちゃくちゃ練習して頑張った結果、ケガになって一番悔しい想いをしていると思いますが、今回やらなくて良かったと思われる試合を12月にするので安心してください」とアピールした。 


一回戦を突破した有馬(左)

▼第1試合 King of Rookie 1回戦 -63kg級 3分3R延長1R
●細野登弘(新潟誠道館)
判定0‐3 ※28‐29、29-30、29-30
〇有馬伶弍(team Vertigo)
※有馬が決勝戦に進出

 JAPAN CUP2021 -65kg級 第三位の細野(2戦1勝1敗)と第38回正道会館全日本空手道選手権大会準優勝の有馬(3戦2勝1敗)の対決。

 1R、プレッシャーをかける細野に、有馬は左ミドル、左ストレート。2R、さらに圧力を強める細野に対し、有馬は組み付いて攻撃を寸断し、左ストレートをヒット。3R、パンチ主体の細野に、有馬は前蹴りで距離を取り、左ミドル、左ストレートを的確に入れていき判定勝ち。「次の決勝戦ではもっと仕上げてきます」と有馬は意気込んだ。 

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