【ボクシング】衝撃の109秒殺！エニスが無敗の18連続KO勝利「次は彼だ！」タイトル戦を望む声

2021/10/31（日）UP
（最終更新：2021/10/31 18:50）

　注目の若手、IBF世界ウェルター級3位のジャロン・エニス（24=米）が本日31日（現地時間30日）ラスベガスで行われた10回戦で、これまで2度の世界戦を経験しているベテランのトーマス・デュロム（31=プエルトリコ）に、わずか109秒でKO勝利。18連続KO勝利を達成した。

【連続写真＆動画】エニスの衝撃109秒KO勝利！

　エニスは、試合開始からわずか1分後、右フックでダウンさせる。8カウントで立ち上がったデュロム、立ち向かっていくがエニスの速射砲のような強烈なパンチの連打で手数を封じられ、エニスの左ストレートで次は仰向けに大の字にダウン！立ち上がろうとするが、もたつき崩れ、立ち上がることができなかった。早いKO劇となったが、エニスはこれまで全て6R以内で試合を終わらせている。戦績を28勝（26KO）無敗に伸ばした。

　このエニスの衝撃的な勝利にSNSでは「そろそろタイトル戦を」「次は彼だ！」「未来のチャンプ」とタイトルを望む声が続いた。

　エニスはIBF3位以外にWBA／WBO5位/WBC6位とランキングを上げている。ちなみにIBF/WBC同級王者はエロール・スペンス Jr.（米国）、WBAスーパー王者にヨルデニス・ウガス（キューバ）、レギュラー王者は本日戴冠したラジャブ・ブタエフ（ロシア）、WBOはテレンス・クロフォード（米国）と錚々たる強豪が並ぶ。果たしてエニスの世界タイトル戦は実現するか、期待したい。

【選手データ】
ジャロン・エニス（24=米）身長：178cm/リーチ：188cm/構え：右/戦績28勝（26KO）無敗/主なタイトル：WBC北米ウェルター級シルバー王者、IBF世界ウェルター級3位、WBA／WBO5位/WBC6位

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