【海外MMA】97秒の一撃KO！無敗フィニッシャー対決の衝撃結末に「何て強烈な一発だ」元世界王者ビスピン驚く=DWCS

2021/11/04（木）UP
（最終更新：2021/11/04 12:34）

　11月3日（日本時間）に米国ネバダ州ラスベガス／UFC APEXにて総合格闘技（MMA）イベント『Dana White’s Contender Series 2021:Week10』（以下、DWCS)が開催されたが、無敗のフィニッシャー同士による戦慄の一撃KO劇が起きた。
　KOしたのはヨハン・ライナス（29=カナダ）。ジャスティン・バーリンソン（24=英国）とのウェルター級マッチだった。

【動画】戦慄の97秒の一撃KO！ビスピンも驚いたその瞬間

　ライナスはCageFuryFCのウェルター級王者。18年のMMAデビュー以来7戦全勝。うち5試合KO勝ちのフィニッシャーだ。
　対するバーリンソンはベラトールやケージ・ウォリアーズで戦う無敗の英国新鋭。6試合全てフィニッシュ（3KO・3一本）を決めている。

　試合は開始早々、ハイキックを立て続けに放ったライナスが両足タックルへ。これをしっかりと切ったバーリンソンがギロチンチョーク！ヒヤッとした場面だったが、ライナスがこれを解除する。
　スタンドに戻った両者が右ストレートを同時に放つと、ライナスが返しの左フック！アゴを打ち抜かれたバーリンソンは後方に大きくダウン。
　ライナスが追撃を仕掛けに行ったところで、レフェリーが試合を止めた。わずか97秒のKO劇だった。

　無敗フィニッシャー対決の衝撃結末に「何て強烈な一発なんだ、パワーが凄過ぎる」と解説を務めた元UFC世界ミドル級王者のマイケル・ビンスピンが驚いた。

　このUFC登竜門イベントで勝利した選手は、UFCホワイト社長にそのパフォーマンスが評価されるとUFCとの契約がその場で決まるが、この一撃KOを決めたライナスは見事UFCの契約を獲得した。

【勝者 選手データ】（2021年11月4日現在）

ヨアン・ライナス（29歳・ Yohan Lainesse・カナダ）
身長185cm、階級：ウェルター
戦績：8勝(6KO)無敗（TAPOLOGY参照）

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