【武林風】”少林寺”戦士のハイキック秒殺KO!このシーンに”戦意喪失か八百長か”ファンの声
10月30日に行われた大手格闘技イベント『武林風』(中国・海花島)のキックルール80kg級で、”少林寺ファイター”として人気の元武林風世界王者イー・ロンが3年ぶりにリングに復帰、モロッコ人ボクサーのアヨブ・ファイズに2度のダウンを奪い、わずか40秒でKO勝利した。
メインイベントとしてはあまりにも呆気ない勝利に本人もやや呆然気味。会場も物足りない様子だった。さらに映像では角度的にハイキックがヒットした瞬間、相手の手に当たっているように見えたため、SNSでは、弱すぎる選手の戦意喪失、さらには八百長疑惑の声まで上がった。
前戦(18年11月)はK-1でも活躍したチェ・ホンマンに、1R9分の試合に5分過ぎでKO勝ち。今回のKOは秒殺だった。
試合は、ロンが開始からジャブを打つ相手に右ローキックを蹴ると開始5秒で早くもダウン。立ち上がると相手が再びジャブ、接近すれば左ボディを放つも、ロンの左ハイキックでたまらずダウン。10カウントで起き上がれずロンのKO勝ちとなった。
ロンは試合後に物足りなさを語り、更に強い相手と戦いたいとの思いを示唆した。中国メディアによると、ホンマンにKO勝利した後はタイソンやメイウェザーと戦いたいと言っていたようだ。それもコロナ禍もあり実現せずに3年が経過、そして今回の復帰戦となった。世界のスター選手と戦いたいロンにとってはスパーリングにもならない内容だった。
試合後、SNSではこの動画が拡散され、視聴者は「復帰戦にぴったりの相手だったな」と皮肉ったり、ハイキックが顔に当たっていないと見えるため、前述の通り戦意喪失の声や、八百長を疑う声も多々あった。
ロンについては、K-1で活躍したブアカーオと戦い判定勝利したとき、中国のホームタウンデシジョンと強く非難されたことがあったが、それも影響しているかもしれない。ロンは持ち前の打たれ強さは評価されたが、強打、手数ともにブアカーオが優勢という印象だった。
しかし、今回の試合を見ると大きな実力差のときによくある戦意喪失にも見える。今回の相手アヨブ・ファイズを調べてもボクシングの公式記録が見つからないため、地域で非公式戦に出ていた程度の選手なのではないだろうか。
ようやく復帰したロンだが、これを皮切りに次戦はもっと強い相手に期待したい。
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