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【NO KICK NO LIFE】森井洋介がローキックを起点に健太に圧勝、緑川創はムエタイ戦士を攻め続けて勝利=第2部

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2022/01/09(日)UP

打ち合う喜多村誠と璃久

▼第2試合 70㎏契約3分3R
△喜多村誠(ホライズンキックボクシングジム)
ドロー ※29-28、28-28×2
△璃久(志真會館/シュートボクシングスーパーウェルター級4位)
※高木覚清が欠場で喜多村が代打出場

 喜多村は、新日本キックボクシング協会のミドル級トップ戦線で長らく活躍してきた。アグレッシブなファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆ら他団体王者クラスの選手を破っている。12月には保持していたBOMミドル級王座から陥落し、今回再起戦となる。対する璃久はシュートボクシングスーパーウェルター級4位のファイターだ。

 1R、璃久が序盤から右の前蹴りからパンチのラッシュを見せる。喜多村は左右のローを強打。2R、両者ともローからハイキックを見せる。喜多村はロー、ミドルの手数を増やした。

 3R、テンポ良く右ローを蹴る璃久。すると、喜多村が飛び込んでの右ストレートをヒットさせて最初のダウンを奪う。終盤、喜多村に、璃久が声を上げながらパンチのラッシュ、右アッパー、バックハンドブローと攻めまくる。喜多村も右フックを返し、終了のゴングが鳴った。

 ジャッジ2者はドローに付け、この試合は痛み分けとなった。


翔貴が判定勝利した

▼第1試合 60㎏契約3分3R
◯翔貴(岡山ジム/元ルンピニージャパンフェザー級王者)
判定3-0 ※29-28、30-29×2
●旭野穂(野良犬道場/KROSS OVER認定ー60㎏キック初代王者)

 翔貴は元ルンピニージャパンフェザー級王者の肩書きを持つ。対する旭野はKROSS OVER認定ー60㎏キック初代王座の戴冠歴があるファイター。第一試合に相応しい王者対決となった。

 1Rから旭野が左右のフックを飛び込んで放つと、翔貴は右ミドルを合わせる。2R、3Rと左右のフック、左右ローの手数を出す旭野。翔貴は旭野の前進に対して、的確に右フック、右ヒジ打ちなどの打撃をヒット。

 手数では旭野が上回ったが、攻撃の精度で翔貴が上。ジャッジ3名は翔貴を支持し、翔貴が判定勝ちした。

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