【UFC】日本でも活躍のユリアが痛恨の3連敗、相手のカーフキックと強烈パウンドに散る

2022/02/06（日）UP
（最終更新：2022/02/06 16:52）

WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス47』
2022年2月6日（日本時間）米国ネバダ州ラスベガス／UFC APEX
▼女子バンタム級
○アレクシス・デイビス（カナダ）
判定3-0 ※29-27×2、30-27
●ユリア・ストリアレンコ（リトアニア）

　ユリアは過去、日本の女子格闘技イベント『SEI☆ZA』や世界一過激な格闘技『ラウェイ』などに参戦した人気選手。MMA9勝の内8フィニッシュを決めており、その全ては得意の腕十字による一本勝ちだ。20年にINVICTAバンタム級王者に輝き、その後UFCに参戦するも、2連敗中。未だ白星のない中でのUFC3戦目と後がない。
　対するデイビスはMMA30戦以上のベテラン、14年にはロンダ・ラウジーのタイトルに挑戦したほどの実力者。KO負けしたが、次戦では一本勝ちで再起するなど試合を重ね、今回がUFC13勝目だ。

【動画】デイビスの危険なカーフキック！転倒したユリアにパウンド連打

　試合は1R、開始早々にデイビスがテイクダウン、するとユリアが、下から腕十字！しかし、デイビスの腕が伸び切る前に潰されてしまう。デイビスが上からパウンドを落とし続けると、ユリアが下から反則となる蹴り上げをしてしまう。

　2Rは一転して終始スタンドの攻防。デイビスがカーフキックを放ちながら前進。ユリアは下がりながらパンチを当てる。デイビスは右眉のあたりをカットし流血するなど白熱の展開に。

　しかし3R、デイビスのカーフキックでバランスを崩したユリアが倒れると、デイビスがトップポジションを奪取。得意のグラウンド＆パウンドで攻め続ける。ユリアも下からのサブミッションでチャンスを狙うが、デイビスの圧力に飲まれ試合終了。
　判定3-0でデイビスが勝利。ユリアはUFC参戦3連敗となってしまった。

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