”片手ついた”カポエイラ風の蹴りで衝撃の逆転KO!米メディアが年間最優秀KO賞の候補に=英CW
4月3日(日本時間)、英国マンチェスターで開催された総合格闘技イベント『Cage Warriors 136』にて、片手をついたブラジル格闘技カポエイラ風の蹴り技による衝撃的なKO劇が起きた。
KOしたのはマニー・アクパン(28=英国)。フェザー級マッチのコナー・ヒッチェンズ(25=英国)との一戦だった。
アクパンはプロデビュー3年目の新鋭。前戦となる昨年6月に初黒星を喫したが、それまではデビュー3連勝を飾っていた。
対するヒッチェンズはMMA6勝で5フィニッシュ(3KO・2一本)と決定力のある実力者だ。
試合は一進一退の攻防で迎えた2R、ヒッチェンズが開始すぐにテイクダウンに成功。上からパウンドを落とすなど試合のペースを握ったが、膠着状態と判断され、スタンドで再開。
すると、アクパンがブラジルの格闘技カポエイラで見られる、片手をマットに着いた状態での回転後ろ回し蹴りを炸裂!
死角から飛んできた蹴りが顔面を直撃したヒッチェンズは前方にダウン。アクパンが追撃のパウンドを落としたところで、レフェリーが試合を止めた。
派手な技での逆転KO劇に会場は大歓声。このKOシーンは米国格闘技メディア『ESPN MMA』で年間最優秀KO賞候補として紹介された。SNSではこれは何という蹴り技かなど話題になり、海外メディアではカポエイラの蹴りか!と見出しをつけていた。本人のプロフィールにはカポエイラ経験の記述はなく、キックや空手の低空の後ろ回し蹴りにも見えなくはないが、確かに片手をついたカポエイラの後ろ回し蹴りの基本技「ヘヴェルサォン」に似ている。
この派手な技で一躍注目を浴びたアクパン、今後の活躍に注目したい。
『Cage Warriors 136』
2022年4月2日(日本時間)英国マンチェスター
▼MMAフェザー級マッチ
●コナー・ヒッチェンズ(英国)
KO 2R4分36秒 ※回転後ろ回し蹴り
○マニー・アクパン(英国)
【勝者 選手データ】(2022年4月5日現在)
マニー・アクパン(28歳・Manny Akpan・英国)
階級:フェザー級
戦績:4勝(2KO・1一本)1敗(TAPOLOGY参照)
▶︎次ページは【動画】カポエイラ蹴りで衝撃の逆転KO!米メディアの“年間最優秀KO賞”候補に
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