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【UFC】後頭部のヒジ打ちで悲劇のドクターストップ、RIZINにも参戦のバーネットが無念

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2022/04/18(月)UP

後頭部に肘打ちを貰うバーネット(UFC公式YouTubeより)

 4月17日(日本時間)、米ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベントUFC FN ラスベガス51』のヘビー級マッチにて、RIZINにも参戦したクリス・バーネット(米国)が、マルティン・ブダイ(スロバキア)に判定で敗れた。バーネットは後頭部に相手のヒジ打ちをもらい、ドクターストップを受けるなどした。

【動画】バーネットが後頭部に肘打ちを貰った瞬間

 バーネットは日本ではRIZINやIGFでも活躍した人気選手で、120kg以上の巨体から繰り出すテコンドー仕込みの多彩な蹴り技を持ちMMA22勝で17KOとKO率も高い。昨年5月にUFCデビューで強豪ベン・ロズウェルに一本負けしたが、同11月の2戦目で派手なバックスピンキックでKO勝利を飾った。

ジャブを突き刺すブダイ©️UFC

 対するブダイはスロバキアMMA団体「OKTAGON」のヘビー級王者。昨年10月にUFC登竜門イベントの「Contender Series」で初回KO勝利を収め、今回がUFC初参戦となる。MMA9勝で7フィニッシュ(6KO・2一本)と決定力の高い選手だ。

 試合は1R、大柄のブダイが強い圧力で距離を潰し、ワンツー、組んでからのヒザ蹴りなど、バーネットを削っていく。

パンチを繰り出すバーネット©️UFC

 2Rもブダイの組みつき距離を潰す作戦に、バーネットが得意の蹴り技などを見せることができない。

 流れを変えたいバーネットだが3Rも同様、金網にバーネットを押し込みコツコツとパンチやヒジを当て続けるブダイ。すると、ブダイのヒジ打ちが後頭部に当たり、バーネットが後頭部を抱えながら前のめりに倒れる。

 ドクターチェックの結果、試合続行は不可能と試合はここでストップ。ヒジ打ちは故意ではなく、偶発的な行為と判断され、それまでの試合内容でジャッジ。結局、三者共に30-27のフルマークで、ブダイが勝利。逆転を狙いたかったバーネットだが、悔しい黒星となった。

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