【UFC】後頭部のヒジ打ちで悲劇のドクターストップ、RIZINにも参戦のバーネットが無念
4月17日(日本時間)、米ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFC FN ラスベガス51』のヘビー級マッチにて、RIZINにも参戦したクリス・バーネット(米国)が、マルティン・ブダイ(スロバキア)に判定で敗れた。バーネットは後頭部に相手のヒジ打ちをもらい、ドクターストップを受けるなどした。
バーネットは日本ではRIZINやIGFでも活躍した人気選手で、120kg以上の巨体から繰り出すテコンドー仕込みの多彩な蹴り技を持ちMMA22勝で17KOとKO率も高い。昨年5月にUFCデビューで強豪ベン・ロズウェルに一本負けしたが、同11月の2戦目で派手なバックスピンキックでKO勝利を飾った。
対するブダイはスロバキアMMA団体「OKTAGON」のヘビー級王者。昨年10月にUFC登竜門イベントの「Contender Series」で初回KO勝利を収め、今回がUFC初参戦となる。MMA9勝で7フィニッシュ(6KO・2一本)と決定力の高い選手だ。
試合は1R、大柄のブダイが強い圧力で距離を潰し、ワンツー、組んでからのヒザ蹴りなど、バーネットを削っていく。
2Rもブダイの組みつき距離を潰す作戦に、バーネットが得意の蹴り技などを見せることができない。
流れを変えたいバーネットだが3Rも同様、金網にバーネットを押し込みコツコツとパンチやヒジを当て続けるブダイ。すると、ブダイのヒジ打ちが後頭部に当たり、バーネットが後頭部を抱えながら前のめりに倒れる。
ドクターチェックの結果、試合続行は不可能と試合はここでストップ。ヒジ打ちは故意ではなく、偶発的な行為と判断され、それまでの試合内容でジャッジ。結局、三者共に30-27のフルマークで、ブダイが勝利。逆転を狙いたかったバーネットだが、悔しい黒星となった。
▶︎次ページは【動画】バーネットが後頭部に肘打ちを貰った瞬間
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