【UFC】ムハマッドがルーケに判定勝利、ウェルター級上位ランカー対決を制す
4月17日(日本時間)、米ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFC FN ラスベガス51』のメインイベントのウェルター級マッチで、同級6位のベラル・ムハマッド(33=米国)が同級5位のビセンテ・ルーケ(30=米国)を判定で下した。
ルーケは同級5位の実力者。現在4連勝と波に乗っており、前戦となる昨年8月のマイケル・キエーザ戦では初回一本勝ちを収め、大会のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。MMA戦績は21勝7敗1分。
対するムハマッドは元Titan FCウェルター級王者で、現UFC同級6位。19年9月に佐藤天からリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めるなど、現在6連勝中だ。MMA戦績は20勝3敗。
両者は16年11月の『UFC205』で対戦しており、その時はルーケが左カウンター一撃の初回1分19秒でKO勝利を収めている。
試合は1Rから2Rまで、終始ルーケがスタンド打撃で圧力をかけ続けるも、ムハマッドが各ラウンド全てテイクダウンに成功し、優勢の印象を与える。
3Rはルーケのクリーンヒットの場面が多く見られたが、4Rはムハマッドが巻き返し。テイクダウンを奪い、トップからパウンド。パスガードから肩固めを狙うなど、グラウンドで優位に立つ。
最終5R中盤すぎ、ルーケのタックルを仕掛けながら、金網際でバックを取るムハマッド。リアネイキッドチョークを仕掛けるが、ルーケが上手くエスケープした。
5つのテイクダウンを奪ったムハマッドが判定3-0で勝利。5年半前の雪辱を果たすと共に、ウェルター級上位ランカー対決を制した。
『UFC FN ラスベガス51』
2022年4月17日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス
▼ウェルター級マッチ
●ビセンテ・ルーケ(米国)
判定0-3 ※46-49×2、47-49
○ベラル・ムハマッド(米国)
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